大画・葉っぱ療法

【一日一作プロジェクト】「大画」を制作中。テニスでふくらはぎを痛め、肉離れに。

「家の中を松葉杖で歩き回り」

さっそく父に叱られる。小学生か〜。じっとしていられなくて〜(笑)。多動性に安静は難しい。さすがに2階へ上がる気にはならないけれど、庭なら大丈夫。ふらふらと歩き回っていると、

「庭で何をしてるんだ!」「びわの葉を取ろうと思って」「びわの葉?何のために?」「『葉っぱ療法』をするんだよ〜」

実は数年前に知った自然療法。葉っぱを巻いて、痛みを取る。そのためにわざわざ、びわの苗を買いに行き、庭2箇所に植えたのだ。

「そのためにびわを植えたの?」「そうだよ。ついに『葉っぱ療法』を試す時が来たんだよ!!!」「はぁあっ⁉︎」

歓びで鼻の穴をふくらませる私に、父は呆れながらもびわの葉を取って来てくれた。葉っぱ4枚を洗って乾かし、ふくらはぎへそっと当てる。レッグウォーマーで優しく押さえつける。2人の楽しげな声を聞きつけ、ココが飛んでくる。

「ひゅ〜いっ⁉︎ぷぷぷ???」

テーブルの上から、不思議な儀式を見守るココ(写真)。この魔法の葉っぱで、お母さんはすぐによくなるんだよ〜。大切にうちに連れ帰り、愛情を込めて育てたびわ太郎(2株目はびわ子)。きっと助けてくれるさ〜。

「びわ太郎、頼んだぞ〜」「病院でもらった湿布薬は使わないの?」「使えないよ」

だって。湿布を貼ったところは、1ヶ月直射日光を当ててはいけないのだ(←はがした後も薬が残っている)。太陽教&短パン生活の私に、それは無理。軽度の肉離れだから「1週間で歩ける」と先生も言っていたし。

「激痛がおさまったら、動かした方がいいんだよ」「だからって、動き回りすぎ!」

まぁ、それはいえる。かも。松葉杖は便利なのだけど、問題がひとつ。両手がふさがるので、物を運ぶことができない。家の中を歩く時、私たちはだいたい何かを手にしている。

「コップ、スマホ、ノート、皿・・・」

何にも持てんやん。口でくわえるわけにもいかず。ドアを開けるのだって、閉めるのだって、やっぱり自由のきく手が必要。

「松葉杖を片手だけにしよう」

さっそく右手に松葉杖、左手をフリーに。これだけでできる作業、可能性がぐっと増えた。昨日の激痛が「ただの痛い」になったので、松葉杖なしで歩いてみる。左足重心で、なんとな5分ならいけそう。

「5分でも立てれば、絵が描けるじゃん」

そのことが、うれしい。大画を2階から1階に移動させてよかった。そこで、はっとする。2年前、生活スペースを1階にまとめておいて、本当によかった〜(涙)。父と私の寝室は2階にあったので、

「階段を松葉杖で登り降り」

って、怖すぎやん。「父のために」と始めた実家のプチリフォームだったけれど、1階のベッドもトイレの手すりも、今は私の必要不可欠。トイレが和式だったら、完全につんでいた。

「スーパーに行くけど、ほしいものある?」「キャベツ!!!」

実は「葉っぱ療法」には、びわとキャベツの葉が使われる。明日はぜひ「第二弾・キャベツ」を試してみたい。わくわく〜。

9月というのに猛暑が続きますね。みなさま、お身体を大切に。すてきな1日を。

 

Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です