布アート・命のパーツ(3)

【一日一作プロジェクト】「布アート」を制作中。名古屋の千夏さんから、ダンボール箱が届く。

「開けたらすぐに、ふかふかに戻してください」

とメッセージをもらっていたので、あわてて箱を開ける。ボリュームを少なくするため、掃除機で空気を抜いて、きゅ〜っと梱包してくださったらしい。

「今すぐ、出してあげるからね〜」

ビニール袋をやぶると、ぽんぽん飛び出てくる「命のパーツ」。空気を吸い込んで、すぐにふっくら。暗くて狭くて大変だったよね。長旅、おつかれさま〜。

「千夏さん、届きました!ありがとう〜。みんなふっくら元気です」「よかった〜。弾け出ないか心配だったのよ」

聞けばなんと、この猛暑の中、お母様がシルバーカーで運んでくださったとのこと(写真)。お母様、千夏さん、本当にありがとうございます。 

床にどばーっと広げると、色とりどり。ぷくぷく。ついつい抱きしめてしまう。触っているだけで、なんだか心が柔らかくなっていく。

「ぬいぐるみ屋でも始めるの?」

父がぽつり。大抵のことではもう驚かない父だけど、こうした「意味不明」な娘の行動に、時々頭がショートする。

「こんなに作ってどうするの⁉︎」「大丈夫!来年わかるよ。楽しみにしてて」

かかりつけ医師も言っているではないか〜。「適度な刺激は大切」と(適度なのか?)。「こんな(ぶっ飛んでいる)娘とココがいるからボケられない」と言い切る父。そのとおり。私たちには

「お父さんが必要」「ぷぷぷっ!!!」

ココはお腹がすくと、すぐさま父のもとへ飛んで行く。私ではなく。さて。明日から整体へ。いよいよリハビリ開始。まずは、バランスよく歩けるようになりたい。

みなさま、すてきな1週間を。

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