ラクガキ皿・家族旅行2

【一日一作プロジェクト】ラクガキ皿「Dile que no(ディレ・ケ・ノー)」を作った。家族旅行・2。いよいよ夕食。案内された会場に入ると、

「うわ〜っ、海だ!」

どどーんと正面に。なんという眺め。個室というのもすてき。そして。テーブルの上にどかんと乗っているのは・・・

「もしかして、伊勢エビ⁉︎」「予算、大丈夫?」

実はここへ来る前、秀兄ちゃんから「伊勢エビは時価」と聞かされ、値段の決まっている「あわびステーキ」の方を選んだのだ。とはいえ、もうここまで来たら、

「おいしそう〜」「思いっきり食べるぞー」

まずは乾杯。こうして4人、笑って集まれることに感謝。ここ数年、親戚家族が集まるのは葬式ばかりだった。今夜はきっと天国から、母と敦美お姉さん(叔母)とベラも、参加してくれるのにちがいない。

ぷりっぷりの伊勢エビ、中トロがおいし〜。造りと先付8種だけで、エビ、ズワイガニ、タコ、さざえ、イカ、鯛まで堪能。今夜は魚介類三昧なのか〜。

「こちら、あわびステーキになります」

おお〜。なんという柔らかさ。肝で作られたソースが絶妙。2杯目は三重県の地ビールで乾杯。飲んだ瞬間はフルーティ、後から苦味が。不思議な味わい。さらに、

「こちら、松坂牛の鉄板焼きです」

なんと。松坂牛まで!くらくらしてくる。予算は大丈夫なのか。一口食べて、ため息。めちゃおいしい〜〜〜。飲んで食べておしゃべりして。これぞ親睦旅行。

「おいしいなぁ」「お腹いっぱいになってきた〜」「ビールおかわり」「僕も」

牡蠣、エビ、イカの鍋。伊勢湾さんの地魚の煮付け。丸いボールの中に隠された3段のお皿の中には、エビやあわびが。なんちゅう贅沢。あまり豪快に食べまくったので、デザートの頃にはみんな大あくび。

「眠い〜」「もうゲームは無理」「早く寝て、明日の伊勢に備えよう」「朝風呂やってたよね?」

半分閉じかけた目で、ふらふらとテーブルから立ち上がる。飽食の後の無気力感。まぁ、こういう日があってもいいじゃないか〜。家に帰ったら、プチ断食して体をリセットしよう。

「明日、雨が降りませんように」

ベッドの中で祈る。初めての伊勢神宮。なんとか内宮までたどり着きたい。これまでの最高は1日4500歩。それも休み休み、1日トータル。それがいきなり半日で一万歩、歩き切る予定。

「伊勢神宮とおかげ横丁を無事回れますように」

足をマッサージしながら眠りにつく。体に弱いところができると、何をするにも「整えてのぞむ」感が強い。はたして。家族旅行レポートは明日に続く。

みなさま、すてきな1日を。

Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です