遊んで心を解放しよう

【一日一作プロジェクト】「遊んで心を解放しよう」を作った。朝から接骨院へ。

「よくなってきましたね〜」「毎日、先生に言われたトレーニングをやってます」

力強く言い切る。整体&リハビリを週に2回。「両足でバランスよく歩く」「膝を曲げずに歩く」「かかとを浮かせる」「片足立ち」「つま先立ち」と、毎回少しずつ負荷を加えて。

「今日は片足でつま先立ちをやってみましょう」「ええっ、そんなことして大丈夫ですか⁉︎」

先生はしゃがみ込むと、私の右足のかかとを手のひらで押し上げてくれる。その支えがあるからこそ、安心してできるトレーニング。たかが「つま先立ち」といえども、

「膝を曲げない」「太ももの力を使わない」「足の指に力を入れて」「ふくらはぎの筋肉を使って」「真上に体を引き上げて」

と、これがなかなか怖い。力が入らない。数回やると、つりそうになる。それでもやるのだ〜。「つま先立ち」ごときで、はぁはぁしてしまうのは情けないが、先生は「ふふふ」と笑いながら、どんどん負荷を上げていく。

「3つ宿題を出します。スペインでやってくださいね」

今週、来週、再来週と、3週間分のトレーニングを教えてもらう。正しく負荷を上げていくことの大切さよ。こんな小さな動きをくりかえすだけで、すぐにじっとり汗ばんでくる。

「さて、軽くジャンプしてみましょうか」「えっ、いや、それはちょっとまだ」「できますよ。ほんの少しでいいんです」

ジャンプ、ってより、わずかに浮いた。くらい(笑)。それでも「そうそう、いいです。そんな感じ」と励ましてくださる。休み休み20回ほどクリアー。

へとへとになって帰宅。リハビリの後は、なぜかものすごい睡魔が襲ってくる。そして翌日は、軽い筋肉痛に。そのくりかえしで、少しずつ回復中。

「水浴びしようか」「やっほー」

ココを風呂場に連れて行く。さすがに水浴びには涼しくなってきたので、父がヒーターで浴室を軽く温める。たらいのプールに勢いよく飛び込むココ。

「おりこうさんだねぇ」「ココはひとりで水浴びができるんだね」「すごいねぇ」

ほめちぎる父(笑)。ゆっくり羽を乾かしてもらうよう、ココと父を縁側の陽だまりの中に残し、私はスーツケースの準備。いよいよ明日は東京へ。

「ママはスペインへ行くんだよ。ココちゃんがいた国。遠くからよく来たねぇ。がんばったね」

父は一日中、ココに話しかけている。「口を動かすための体操」をやっていた頃の100倍くらい(笑)しっかり口が動いている。大切なのはモチベーション。

「遊んで心を解放しよう」

「AMISTAD(友情)」文字が、「LIBRE(自由な)」文字と遊ぶ。踊る。

季節の変わり目。みなさま、お身体に気をつけて。どうぞすてきな1日を。

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