点と線あそび・マラガ到着

【一日一作プロジェクト】「点と線あそび」シリーズを作った。羽田空港からヘルシンキへ。夜便なので、

「すぐに夕食が〜」

牛丼と赤ワインでゆったり(←写真忘れた)。食べ終わると機内が暗くなり、一気におやすみモードに。長い1日の疲れですぐに睡魔が。満員御礼で残念ながら横にはなれないけれど、

「ふと寝入って、目が覚めたら4時間寝ていた」

かなりの熟睡度。水を飲み、さらに眠る。再び目が覚めたら、ヘルシンキまであと4時間。あわてて映画を見始める。

「ペリカン文書」「ナイル川殺人事件」

どちらもよかった〜。映画の途中で、朝食が運ばれてくる。ウィンナー、オムレツ、ポテトのワンボックスだけど、熱々の朝食がうれしい。

実は日本出発が遅れ、ヘルシンキ着が30分ほど遅れることに。この遅延により、1時間20分あった乗り換えタイムが、

「50分に」

間に合うのか?かなりギリギリやけど(汗)。まず飛行機から出るのに10分はかかる。さらに、パスポートコントロールと手荷物検査をクリアーしなくてはならない。とにかく立ち止まることは許されない。のに・・・

「こちらへ。手荷物を開けてください」

なんと手荷物検査で引っかかる。うそやろ。別に怪しいものは何もないが、それより時間が〜。係員の女性は気になるものをかたっぱしらから引っ張り出す。

「これは何ですか?」「重曹です」

と答えたいが、なんていうんだ?英語で。とりあえず「胃薬」と答える。「これは?」「塩です」「これは?」「お土産のどら焼きです」。おいおい、時間が〜。

「ちょっと検査します」

と呟くや、リトマス紙みたいなので、どら焼きの箱を撫で、液につけて化学反応を見ている。はっ?なんなん。羽田空港で買ったどら焼きだよ〜。そんなこんなで、あっという間に出発30分前。

「どどどどどどっ」

と、早足で搭乗ゲートへ。なんせまだリハビリ中で走ることができない。ムーミンやニョロニョロ、カフェテリアやショップを横目に、全速力で搭乗ゲートへ。

「出発15分前」

ぎりぎりで飛行機へ乗り込む。間に合ってよかった〜。羽田空港から持ち込んだあんぱんと温かい紅茶でひと休み。ミルクが本物なのがうれしい。これぞミルクティ(日本はどうして「謎の白い液体」をミルクと呼ぶのか)。

「紅茶のカップにラクガキしよう〜」

あるもの何でも素材。「日本」「ESPAÑA(スペイン)」文字が、ひとつに結ばれる。私の愛する2つのふるさと。オーレ!

さて。朝10時、ようやくマラガ空港へ到着。スーツケースを受け取り、列車でセントロへ。ダンス仲間のアンドレの家に荷物を置かせてもらい、さっそくランチへ。

「サルー!(乾杯)」「久しぶりだね〜」「元気だった?」

まずは生ビールで乾杯。パエジャ、ポーラ、豚肉&フライドポテトに食らいつきながら近況報告。アンドレ、楽しい時間をムーチャス・グラシアス!とにかく6ヶ月ぶりのスペイン語が、

「気持ちよくてうれしくて」

止まらない〜。ついつい早口に(笑)。私の頭や心は、スペイン語と直結している。思考や感情は、言語と深く結びついている。日本語の時より、時として流暢な時さえある。不思議だな。

まずは、マラガへ無事到着いたしました。明日から始まるマラガレポート。どうぞお楽しみに。

みなさま、すてきな日曜日を。

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