文字あそび・マラガ〜日本へ

【一日一作プロジェクト】「」を作った。朝7時45分。タクシーでマラガ空港へ。

「すでに汗だく」

23キロ×3個を、マンションから通りへひっぱり出すのに全力投球。というのも、途中に階段や段差があって、気楽にコロコロできないのだ。

8時半。搭乗手続きをさくさくっとすませ、やっと身軽に〜。さっそくカフェテリアへ。熱々のミルクティーを頼むと、ティーバッグに注ぐのは、

「ミルクと水半々か、全てミルクか」

を尋ねてくれる。おぉお〜これぞスペイン。日本なら、不思議な白い液体を「ミルク」と呼んで渡される(あれは質の悪い油や〜)。スペイン最後の朝食は、

「チキン・アボカド・ポテサラのバゲット」

あっという間に完食。そして、さらに「生ハムとチーズのバゲット」を購入。これは、機内持ち込み用。赤ワインと食べたらおいしそう〜。

ヘルシンキまで4時間半。機内は満席。途中、数回ドリンクサービスが(コーヒー・紅茶・アルコール類は有料)。さっそく紙コップにボールペンでラクガキ。

「Gracias mi Málaga(私のマラガよ、ありがとう)」

文字あそびシリーズ。ヘルシンキ到着が15分ほど遅れ、乗り継ぎ時間がまたしても1時間弱に。飛行機から出るや、早足でパスポートコントロールへ向かう。

「ムーミンやニョロニョロを横目で見ながら」

ひたすら小走り。行きも帰りもフィンランドに身を置けるのが1時間以内、ってすごいな。それでも、こうして「小走り」できることがうれしい。これもマラガで毎日1万歩、歩き通したおかげ。

「20分前に搭乗ゲートへ到着」

席に座ると一気にリラックス〜。今回つくづく感じたのは、外国人の多さ。日本発着便といえば、8割近くは日本人だったのに、今回は行きも帰りも

「外国人が6、7割」

って、すごくない?日本発着便とは思えんぞ〜。円安おそるべし。ちなみに私の隣は、行きは北欧系の夫婦、帰りはフランス人のカップル。もちろん前後も外国人だらけ。

さて。お待ちかねの夕食は「カレー風味のチキン・ライス・野菜添え」「コールスローサラダ」。赤ワイン1本まで無料。ここに、私はマラガ空港で買い込んだ、

「生ハムとチーズのバゲット」

をプラス。正直言って、これが1番おいしかった。濃厚な味わい、コク、香り。赤ワインにぴったり。ほんと買ってよかった。

さて。食後はゆったり映画タイム。「ハンガーゲーム」「グランド・イルージョン」どちらもスピード感があり、最後までハラハラどきどきおもしろかった。日本語で視聴可能な映画は限られているけれど、

「スペイン語でもOK」

なので、いろいろ見られてうれしい〜(ただしメキシコなまり)。日本映画「パーフェクト・デイ」も味わい深かった。映画三昧で3時間ほどしか眠れず。

熱々の朝食をいただき、エネルギーチャージ。もちろんミルクティは本物のミルクを入れてくれる(笑)。12時間半かけて中央アジアを横断し、羽田空港へ。

「日本だ〜」

眼下に街並みが見えてくると、ふっと安心感に包まれる。ここまで、マラガレポートにおつきあいいただいたみなさま、ありがとうございました。日本に無事帰国いたしました。

思いがけず、日本が暖かくてびっくり。とはいえ、季節の変わり目。みなさま、お身体に気をつけてすてきな1日を。

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