「マラガ行きつけスポット」
今日は
「アタラサナス中央市場」を
紹介します。
マラガっ子の胃袋、台所で
ある市場、スペイン語では
「メルカード」と言います。
マラガ中心街、ラリオス通り
から、西方向(川の方向)に
歩いて5分。
中に入ると、大きく
「野菜、果物」「魚介類」「肉」
の3コーナーに分かれて
います。
左のようなドライフルーツも
スペインでは大人気。
おやつに料理によく
食べられています。
ミネラルいっぱいの
栄養食品。
おやつがわりに買って
散歩しながら食べてみては
どうでしょう。
旅の疲れがふっとびます。
秋はキノコの季節。
見ているだけでも楽しい~。
大きさ、形もさまざま。
このおおざっぱな置き方が
マラガなのだ(笑)
オリーブの実も売ってます。
いろんな味つけのがあるので
少しずつ買って、お試しあれ。
ビールとぴったり。
密封されているものは
日本へのお土産におすすめ。
もうひとつおすすめなのは
「チーズ」、スペイン語で
「ケソ」と言います。
左下の写真、これみんな
「チーズ」です。
スペインのチーズは
20センチ大の丸型。
味が濃厚でとにかくおいしい。
そして安い!
これをグラムで注文します。
頼み方は指をさして
「シエン・グラモス(100g)」
でOK。
お姉さんがカットしてくれます。
日本へのお土産には
密封されてスーパーで
売っている「チーズの塊」
が便利でしょう。
1、2日くらい冷蔵庫に
入ってなくても
だいじょうぶです。
ただし「ハム類」は
持ち帰れませんので
ご注意を!
左のような「香辛料」も
料理が好きな人には
好まれると思います。
アタラサナス中央市場は
鉄の建築が目を引きます。
正面にステンドガラスが
はめ込まれてあるのが
わかりますか。
光が当たるときれいー。
教会みたい(笑)
さて、私のおすすめは
市場内にある「バル」です。
買い物ついでに一杯
いかがでしょう。
立ち飲みカウンターで
魚介類のタパスを
つつきながらビール。
そう、この朝からビールや
ワインが飲める、っていう
のがマラガなのです。
「人生、楽しむために
生まれてきた!」
このおおらかさが
マラガっ子の基本精神。
地中海気質なのです。
買い物帰りに、新鮮なタコ
や貝をつまみながら一杯。
これからクリスマスにかけて
スペインではドライフルーツが
たくさん食べられます。
うちでは一年中
プルーンや干しいちじく、
干しぶどう、クルミや
アーモンドが、テーブルに
並ばない日はありません。
ピアノ教室や打ち合わせで
時間がないときに
これらを口に放り込むと
むむむっ、と元気が出て
きます。
自然の力はすごいなぁ。
さて、最後になりましたが
これが市場の入口。
かつては造船場でした。
8世紀にイスラムの支配を
受けた際に造られたので
ナスル朝・様式。
アラビックな大理石の
アーチが美しいですね。
平日の朝8時から
14時くらいまで開いています。
ちなみに私の住むエル・パロ
地区にも小さいですが
市場がちゃんとがあります。
私がいたころは、中二階があってそこが食堂というかバルがあって、コップビ-ルが百円くらいでよく行きましたよ(笑)
その中二階が取り払われて、ステンドグラスが見渡せるようになって、びっくりしました、こんな素敵なもんが隠されてた!って
そうそう、懐かしいなぁ。
スペインのコップビール、100円の時代があったよね。
今じゃどこも、1~2ユーロはします。はあぁー。
ってことは、150~300円くらい?
「スペイン、安い!」の時代は、終わりましたね(しみじみ)
まだ、ビールは許せますが、バルでミネラルウオーター
1,5ユーロはちょっと・・・たかが水で。