7. テバ teba

マラガから北西へ130kmにあるロンダの町(ロンダは9で取り上げます)。
このマラガ~ロンダを結ぶルートは、知る人ぞ知る絶好のドライブコース!
この途中にあるのが今回紹介するテバ村。そして次回8で紹介するカニェテ・ラ・レアル村。
この一帯は【ルータ・デ・カスティージョ(古城のルート)】と呼ばれ、
ルート沿いに点在する小さな村の頂上に、すくっと天に向かって古城がそびえる、という
美しいたたずまいが見られます。古城そのものは廃墟と化していますが
そこから眺める村の全景、さらにどこまでも広がるアンダルシアの【カンポ(田舎、原っぱ)】
を見ていると、目がよくなった気がしますね。地平線まで景色があんまりはっきり見えるので。
日本の「かすみ」は、ここアンダルシアにはありません。
★もっとテバの写真が見たければgoogleに「 imagen de teba malaga」と入れてね!
★旅用語解説
【ルータ・デ・カスティージョ】その名も古城のルート。ロンダの東一帯に広がる白い村を結ぶ
 1本道で、交通量がまったくといっていいほどない、すばらしきど田舎。
 辺りは見渡す限り【カンポ】が広がる・・・
【カンポ】田舎、原っぱの意。何もないが、だからこそカンポ。夏は暑くて近寄れませんが
 (内陸は本当に暑いのだ!)春と秋は海にあきたマラガ人がカンポに大移動。

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「7. テバ teba」への2件のフィードバック

  1. このル-ト、うっかり各駅停車バスに乗って
    「白い村」に飽きました

    行きはダイレクトだったのであまり気にならなかったのですが
    帰りは、寝ても覚めても着かない、全然着かない!!マラガに着かない!!!
    寝ても覚めても、カンポ&白い村
    疲れ果てました(笑)

  2. すばらしいコメント、ありがとうございます。
    これぞ『白い村めぐり』の真髄、と言える名文句ですね。
    『寝ても覚めても、白い村&カンポ』
    いいですねぇ、この表現。
    「いったい、いつマラガにつけるのか・・・」
    これは、『各駅停車のローカルバス』に
    まちがって乗ってしまった者にしか、つぶやけない言葉ですね。
    絶望的遅さ、景色がいっこうに『町』に近づいていかない・・・
    このバス、ほんとうにマラガに向かっているのか・・・
    読んでいて切なく、いや大笑いさせてもらいました。

    こんなTomilloさんの『ローカルバス・地獄体験』のあと
    言うのもなんですが、
    この先、この『旅コーナー』で取り上げていくのは
    まさに、Tomilloさんがさまよった『寝ても覚めても』地帯です。

    なつかしく、思い出していただけるといいのですが・・・

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