マラガから北西へ130kmにあるロンダの町(ロンダは9で取り上げます)。
このマラガ~ロンダを結ぶルートは、知る人ぞ知る絶好のドライブコース!
この途中にあるのが今回紹介するテバ村。そして次回8で紹介するカニェテ・ラ・レアル村。
この一帯は【ルータ・デ・カスティージョ(古城のルート)】と呼ばれ、
ルート沿いに点在する小さな村の頂上に、すくっと天に向かって古城がそびえる、という
美しいたたずまいが見られます。古城そのものは廃墟と化していますが
そこから眺める村の全景、さらにどこまでも広がるアンダルシアの【カンポ(田舎、原っぱ)】
を見ていると、目がよくなった気がしますね。地平線まで景色があんまりはっきり見えるので。
日本の「かすみ」は、ここアンダルシアにはありません。
★もっとテバの写真が見たければgoogleに「 imagen de teba malaga」と入れてね!
★旅用語解説
【ルータ・デ・カスティージョ】その名も古城のルート。ロンダの東一帯に広がる白い村を結ぶ
1本道で、交通量がまったくといっていいほどない、すばらしきど田舎。
辺りは見渡す限り【カンポ】が広がる・・・
【カンポ】田舎、原っぱの意。何もないが、だからこそカンポ。夏は暑くて近寄れませんが
(内陸は本当に暑いのだ!)春と秋は海にあきたマラガ人がカンポに大移動。
このル-ト、うっかり各駅停車バスに乗って
「白い村」に飽きました
行きはダイレクトだったのであまり気にならなかったのですが
帰りは、寝ても覚めても着かない、全然着かない!!マラガに着かない!!!
寝ても覚めても、カンポ&白い村
疲れ果てました(笑)
すばらしいコメント、ありがとうございます。
これぞ『白い村めぐり』の真髄、と言える名文句ですね。
『寝ても覚めても、白い村&カンポ』
いいですねぇ、この表現。
「いったい、いつマラガにつけるのか・・・」
これは、『各駅停車のローカルバス』に
まちがって乗ってしまった者にしか、つぶやけない言葉ですね。
絶望的遅さ、景色がいっこうに『町』に近づいていかない・・・
このバス、ほんとうにマラガに向かっているのか・・・
読んでいて切なく、いや大笑いさせてもらいました。
こんなTomilloさんの『ローカルバス・地獄体験』のあと
言うのもなんですが、
この先、この『旅コーナー』で取り上げていくのは
まさに、Tomilloさんがさまよった『寝ても覚めても』地帯です。
なつかしく、思い出していただけるといいのですが・・・