いよいよ今日は、中津川のニチイケアセンターで「ファミリーコンサート」。豊橋から一路、岐阜へ向かう。(昨年の11月18日のことを書いています)
車の中でも練習に余念のない母。譜面台のべラ、目が真剣~。「とみ子さん、昨夜よりずっといいです」やっと安心し、自分もバイオリンを取り出す。
「のぶゆきさん、音楽を弾きます。運転がんばってください」「はいはい、ありがとう」べラは気晴らしで弾いていたが、「バイオリンの生演奏で運転ってなぁ」「高尚だよねぇ」きみどり家は困惑ぎみ。「なんか落ち着かんなぁ」これが、日本人のふつうの感覚であろう。
愛知県から岐阜県に入ると、紅葉が目立ってくる。岐阜は母のふる里。確か岐阜と長野はニッポンでも有数の山岳県。恵那山、御嶽山・・・ときおり、視界の端に、雪を頂いた山脈が姿を現す。長野県の山々かもしれない。雄大じゃ~。
「写真、写真!」べラは必死でニッポンの風景、山々や紅葉などをカメラに収めていたが、なぜかシメは運転する父の後ろ姿であった(左・べラ撮影)
途中、恵那インターで早めの昼食。温かい緑茶がニッポンではいつも無料なのに、感動~のべラ。スペインは水だって有料だもんね。味噌カツ、カレーうどんでおなかいっぱい。そして食後のデザートは、車に戻ってバナナ。
これでエネルギー充電完了!あとは演奏のみ。「とみ子さん、ハーモニカを車の中に忘れないようにしてください」と、まだ言い続けるべラであった。
(11、につづく)