香港に住む友人、大木ちゃんは
広東語を使って生活している。らしい。
らしい、というのは
広東語は発音が難しく
大木ちゃん自身も、自分の話しているのが何語か
よくわからないらしい。
それでも、書かれている文字で
内容は、かなり理解できるらしい。
さすが、漢字の国どおし。
発音はできなくても、なんとなーくわかる、というのがいい。
そんな大木ちゃんが、メールの中で
不思議な広東語を、教えてくれた。
「最近、歯医者に行こうと思っているのだが
広東語で歯医者は『牙科』と書くので
自分が獣になったような気がします」
牙科。
すごいな。
獣になった気、するなぁ。
さらに、広東語で「がんばって!」は
『加油』と、書くらしい。
かゆ?
なんで、油なんだろう。
大木ちゃんのメールは
「中華は、油が命だからか?」
と、しめられていた。
そうかもしれない。
がんばって!と、ニッポンでははっぱをかけるが
香港では、油をかけるらしい。
広東語は、なかなか奥が深そうだ。
それで思ったが、香港に
「看板観光」をしに、ぜひ行ってみたいものだ。
きっと、不思議な漢字が
街の中、そこらじゅうに
うじゃうじゃ並んでいるはずだ。
「おおっ」「これは、まさか」「うーうむ」「うわっ」
などと言いながらする香港観光。
想像力をかきたてられるな。
急に行きたくなったよ。
大木ちゃん、広東語の不思議を楽しみながら
がんばって生き抜いてください。
「加油」ってそういえばよく見たなぁ。
広東語とスペイン語って、早口でにぎやかな感じがよく似てる気がする。私たちが「中国語」って思ってる北京語はそれに比べればゆったりしてるから、暑い地方は早口でにぎやかな言葉になるのかなー。面白いね。
ところで、日本語の「頑張る」もよく考えると何でこの字?と思い始めたら調べたくなったので検索してみました(笑)。
漢字は当て字とのこと。語源としては2つあって「眼張る」または「我を張る」らしいけど、どちらも「頑なな様子」が伺われるので、「頑」が当てられたのかなーと、推測。
言葉って面白いね。
本当にKURO様のおっしゃる通り、香港は、皆さん、早口で賑やかすぎる?と思うほど、元気な街です。
momo様の想像を掻き立てる漢字の看板は勿論、至る所が、嫌になるほど漢字だらけですから。
是非、私がへこたれない内に来てください(笑)
私も、牙科には行きたくはありませんが
同じ、「牙」でも、
momo様のいらっしゃる「西班牙 」には是非、行きたいです。
「頑張る」って、そうかー。かたくなな様子から。
「加油」とは、ずいぶんちがいますね。
「西班牙」の当て字も、思えば不思議。
西はわかるけど、牙って。歯医者か。
話はかわりますが、「カルタ」や「おじや」は
スペイン語が源だとか、聞いたことあるなぁ。
これからも、不思議な漢字ワールドへ
わたしたちを、いざなってください。
大木ちゃんがへこたれないうちに
ぜひ香港に行きたいと思います。