スペイン国民の、苦しい生活のことは少しも考えず、
好き勝手お金を使っているのは、なにも政治家ばかりではない。
そのお友達である『銀行』もまた、しかり。
具体例を出そう。
スペインの名だたる銀行『CAIXA(カイシャ)』のホセ・ルイス・ペゴは引退するとき、
18,500,000ユーロを、自ら『ねぎらい金』として贈っている。
同社のフォセ・ルイス・メンデスは、16,500,000ユーロ。
これで、驚いていてはいけない。
『カハ・スール』『CAM』『バンコ・デ・バレンシア』・・・
出るわ、出るわ、叩けばあちこちの銀行から出てくる怪しいホコリ。
これだけ『もらって』おいて、『銀行が破産』だと言う。
そして「政府に助けてもらわないと」って、
子供の『こづかい帳』じゃあ、ないんだから。
お父さん、お金足りないからちょうだいって、
言う前から、はりとばされそうだ。
この『ねぎらい金、および受け取り者リスト』が、顔写真入りで公表され、
市民は再度、あ然となった。
「スペインに金がないんじゃない、誰かの懐に入って、それで金がないんだ!」
このニュースをしめくくる、市民を代表する声が印象的だった。
「泥棒たちよ、金を返しなさい。そして裁判に!
何万という家庭を失業、ローン返済不可に追い込んだ、これは立派な犯罪です!」
最近まで気づいてなかったんだけど、たぶん世界中がそうなんだと思います。いままで上手に搾取してた人たちが、調子に乗って限度を超えてしまったのが、経済が回らなくなった原因じゃないかと。大量発生した動物がエサを食べ尽して全滅するみたいに。
すださん、コメントありがとうございます。
「大量発生した動物」を、なんとかする手は、ないのでしょうかねぇ。
わたしたち「エサ」の立場からできることは。
「弱肉強食」の連鎖を断ち切るには、
まず、わやしたちエサが強くなり、食べられないようにする。
そして、彼らに共食いをしてもらううことが、一番の気がします。
「弱肉強食」で思い出しましたが、むかし漢字テストで
「〇肉〇食」のところに「焼肉定食」と入れて
先生にしかられませんでしたか?ああー、なつかしいなぁ~。