マラガの港が、リニューアル・オープンしました!
その名も『muelle uno(ムエジェ・ウノ)』。
レストランやかわいいショップが、港のすぐ横にずら~っと並んで
マラガっ子の新しい、散歩通り&デートコースになっています。
オープンしたのは1年ちょっと前ですが、
マラガ人らしく、当初の予定日にオープンできず、
さらにオープン後も工事を続けているという・・・
港に面しているので眺めがよく、食事や買い物のほかにも
停泊している豪華クルーズ船をながめたり、夕涼みをしたり、
気がむけば、マラガ一時間遊覧船にのることもできます。
先日、女友達3人で、このムエジェ・ウノにある『半額・木曜日ランチ』に出かけ
おなかいっぱい食べてきました。
ビール5本(小瓶)で3ユーロ、料理は1皿6ユーロが3ユーロ!
で、結局ビール10本と、料理4皿(えび、ムール貝、チキンのフライ、魚のフライ)
を頼んで、3人で18ユーロ。オ~レ!
不況のスペインでこの日、お店はマラガ人でいっぱいでした。
ただ、昼すぎから熱風『テラル』が始まり、わたしたちがお店を出る
夕方6時ごろ、まだ気温は35度。
あんまり暑すぎて、ぜんぜん景色、見てなかったなぁ~。
マラガ港、きれいだったのかな。
びっくりこきましたわ、綺麗で素敵になってて、
こんなお洒落なのは、マラガでないー‼って思いましたよ。
ちょうど行った時には、アメリカの大金持ちのヨットがありまして、甲板には小型ヘリやら、ジエットスキーやら、小さな帆船やら、なんじゃらほいでした((((;゚Д゚)))))))
三河港は、今日も多分トヨタ車積み込むタンカーでしょう、
「こんなお洒落なのは、マラガではない!」
思わず、胸がすっとしました。ありがとうございました。
本来、マラガのよさは『あか抜けず』『人間味にあふれ』
『おおざっぱで』『しかし楽しむために生きており』
したがって社会は『ノー・フンシオナ』というところにあり、
セメントに固められた、無機質なニュー・マラガ港は、
ちょっと趣に、欠けますねぇ。
ところでわたしの興味を惹いたのは、モンクの絵画を思わせる
『絵文字』です。これはもう、芸術、なのでしょうね。
見るものに訴えてくる、不思議な力がある。
「三河港のトヨタ車積み込むタンカー」
この何気ない描写に、くらっとなるのは、
わたしたち東三河人くらいなのでしょうか。
日常性にひそむ詩情を、わたしは感じました。