スペインでは、7月1日をもって
公式な『夏のバーゲン開始日』としている。
日本でいう『鮎の解禁』みたいなもんですかね。
みんな、この日をそれは心待ちにしていて、テレビのニュースでも
「いよいよ、あと3日!」「2日」「明日!」
って、カウントダウン、大晦日じゃないんだから。
「ありゃ~!」
って、いっせいにデパートやお店に駆けつけるスペイン人の光景が
夜のニュースをにぎやかに飾る。
日本とちがい、スペインのレバハス(バーゲンのこと)は
ディスカウント額の、けたがちがう。
10%、20%じゃ、納得しないスペイン人を満足させるために30%、
さらに50%引き、が基本。すごいっ!
7月末ともなると、衣類やアクセサリーはことごとく3~15ユーロなので
まさに『売りつくし』の状態。
この時期、スペインを旅行する方は、ぜひ「レバハスめぐり」を予定に。
まぁ、買う気はなくても、自然とお店に入りたくなると思います。
「ひや~ん」って、冷房きいてるから。
まんまと、買い物してしまいました。
冬のレバハス(汗)
今から、これ持って日本帰るんだよねえー???
って感じな買い物(; ̄O ̄)
靴に鞄にグラスに洋服(汗)
サラホームとマンゴーはいかんよ!こりゃ!ど安くなっとるで、
まんまと、『冬のレバハス』にやられましたね。
スーツケースの前で、
呆然としているTomilloさんの姿が、目に浮かびます。
どうやっても入らないものは、身につけて帰りましょう。
『サラホーム』は危険です。あっというまに『皿4枚に~、おそろいのグラスと、コップも・・・』なんて、全部、割れものじゃん!
『絵文字』いいですね。汗までかいて。
線になってしまった目から、気持ちが伝わってきます。
「自分がしたこととはいえ、いったいどうやって持ち帰るのか・・・」
Tomilloさんのあんぐりと開けられた口から、出てきた言葉はきっと、
マラガ人の十八番、
「ノー・パサ・ナダ(まっ、なんとかなるっしょ)!」
であったことでしょう。