どこでもマテ茶

わたしたちは、ほとんど毎日「マテ茶」を飲む。
南米産のこのお茶は、「ウルグアイ」「アルゼンチン」でもっとも多く飲まれており、
その普及率や、日本の緑茶も真っ青!
どれぐらい国民に浸透しているか、というと
ウルグアイの郵便局に行ったとき、目を奪われる光景に出会った。
オフィスの中に、「マテ茶専用のテーブル」が用意され、
そこに「マイ・マテ」が、職員人数分、ほっこりと並んでいるのである。
「さすが、本場はちがう!」
なにしろこのお茶、家の中だけでなく、車や散歩、友人宅訪問、サッカー観戦など
あらゆるところに連れて行かれ、一日中「チューチュー」飲まれている。
『外出もいっしょ』、っていうお茶は、めずらしい。
したがって、ウルグアイ人の基本姿勢は
「左手にマテ茶、右手にテルモ(マテ茶専用ポット)」ということになっており、まったく両手が不自由なのである。

 さて、一度マラガの田舎にある「村営プール」に行ったとき、
わたしたちは、プールサイドの芝生で、マテ茶を飲んでいた。
ところが、村人たちの様子がなんだかおかしい。
20分くらいして、その『ざわざわ』が去ったあと
管理のおじさんが、わたしたちに笑って言った。
「通報があってね。ドラッグをやってる人たちがいる!って」
「ええーっ!」
わたしたちは心底驚いて、マテ茶を眺める。ドラッグって、これが?
うう~ん、「マテ茶」をもっと世界に広めねばと、このとき深く思った。

 

 

 

 

Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です