スペインは夏になると
「オラリオ・ベラノ」という
ものが始まります。
「夏時間」「夏の時間割り」
とでもいうべきもので
いきなり、7月のある日を境に
「午後の営業」が
なくなってしまいます。
これが、とても不便~(涙)
たとえば、郵便局。
「いつからオラリオ・ベラノ
始まるんでしたっけ?」
と、窓口のお兄さんに
聞けいてみれば
「もう昨日から始まってるよー。
午後はお休みねっ!」
と、うれしそう。
「だいたい午後は暑くて
もう誰も来ないよ!」
「・・・・・」
そんなことはない、と思う。
用事があれば
午後だって、来たいはず。
郵便局が
お昼の2時半でクローズ。
仕事があるものにとっては
非常に不便。
さらに、セントロ・デ・サルーへ
行ってみると・・・
あ、セントロ・デ・サルーとは
地域の病院&窓口
とでもいうべき施設。
毎日、診察や処方箋を
お願いする人たちで
にぎわっている。
べラの薬をもらう予約をしに
行ってみると・・・
「じゃ、明日の朝
11時に来てください」
「えっ、午前中は仕事があるので
できれば午後でお願いします」
「もうオラリオ・ベラノだから
開いてるのは
お昼の2時半までよー!」
「・・・・・」
夏休みで
ピアノレッスンは午前中に
集中している。
オラリオ・ベラノは、不便だー。
これが8月いっぱい続くなんて。
はああぁ~。
マラガに滞在中
および予定の方は
オラリオ・ベラノに気をつけましょう。
博物館や美術館も??
レストランもオラリオ・ベルノ?
そうだとすると旅行者は、本当に不便だねなぁ〜。
だいじょうぶです!
観光客向けの施設は、ちゃんと午後も開いてます。
「オラリオ・ベラノ」があるのはおもに
マラガに滞在している者が、日常的に使うような施設ですかね。