9月22日。
「遺骨」を受け取りに
行った後
今夜のお葬式のための
「バイキング式の葬送」の
準備に私たちは全力投球。
「バイキング式の葬送」とは
いったい何なのか。
説明しましょう!
「船に遺体(のかわりに遺骨)&思い出の品々を乗せ
海に流しやがて火がつき
燃えながら海に消えていく」
というもの。
かっこいいー。
ベラにぴったり。
でも、できるのかな。
船はクリスチャンに任せ
カロリーナと私は
飾りつけ担当。
場所はチリ人の友人ハイメが
庭先&工具を提供してくれる。
マテ茶を飲みながら~。
この日もマラガは30度の夏日。
ベラを迎えに来たテラルが
ずっと続いています。
見守っていてくれてるのかな。
カートンが役に立ってます。
まさかこのためにカートンを
使うとは思ってもいなかった。
この大きなハート型のは
メッセージボード。
日本の両親から届いた写真や
手紙も船に乗せることに。
船の中に入れるものは
ろうそく、写真、手紙、
にんにく、チョコレート、
釣の浮き、バイオリンの絃、
楽譜、折り鶴、花・・・
船が浮かぶように
木の箱の下に
ペットボトルをくくりつける。
さらに緑色でペイント。
いい感じ~。
午後4時から始めて
あっというまに7時。
マラガの午後は長いので
日が沈むのは夜の9時。
だからまだこんなに明るい。
「おおざっぱ」で
「常識はあまりない」
私たちだが
こういうことには燃える!
意気投合。
文化祭やイベントには強いかも。
できあがり~。
オウムのグレーの羽も
くっつけちゃった。
小さなバイオリンと折り鶴も。
「すごいー、できたー」
「パパ、喜んでるよね」
私たちは大満足だったが
問題は
「船に火がつき、海を流れながら燃え尽きる」
という一番肝心な
エンディング部分が
はたして技術的に
可能かどうかということだった。
「バーベキュー用の炭をつめて
着火液を振りかければいいんじゃないかな」
気がつけばもう8時。
おなかぺこぺこじゃー。
ハイメにレンズ豆のスープを
ごちそうしてもらい
いざ、海へ!
はたして「バイキング式の葬送」は
成功するのであろうか。
(明日に続く)
いやあ、なんかお葬式なのに、すごくドキドキします。(もう終わったこととはいえ)ガンバレ、みんな!
がんばれ、みんな。
でも、私はただただ涙してます。
何度読んでも、感動します。
そして、ベラが羨ましくもあります。
人と、その死が尊厳あるものとはこういう形なんだと改めて思います。
ももちゃんの美しさに感動です。
「ガンバレ、みんな」の言葉、本当にうれしかったです(涙)
ありがとうございました。今の私に必要な言葉でした。
心あるみなさまの励ましと元気を
遠く離れたニッポンからいただいています。
12月中旬~1月上旬に日本帰国する予定です。
みなさまにお会いできるのを楽しみにしています。