ペルセウス座流星群2012

流星といえば「ペルセウス座流星群」
というくらい、世界的に有名ですが、
スペインではなんと、別の呼び方をします。

「ラス・ラグリマス・デ・サン・ロレンソ」
すごいな。さすがカトリックの国。
『流星』の名前のかわりに、『聖人』の名をつけちゃう、って。
直訳すると
「聖人ロレンソの涙」

初めて聞いたとき、何いってるのかわかりませんでした。
ちがいすぎる・・・いつもながら。

この8月11~13日にかけて降る、流星群のことを知ったのは
13歳くらいの頃でした。
その夜、必死の思いで眠らないで、窓にへばりついて
夜空を見つめていたことを、思い出します。
結局、寝ちゃって、
「あややや!」
と、あわてて起きたら
まさに『流星群の真っ最中!』
それまで、まれに見るものだった『流れ星』が
目の前に、じゃんじゃん降ってくる。
「うわあぁぁぁぁ~」
と、信じられない思いで、夜空を見つめてました。

さて、8月は演奏の仕事が『真っ盛り』なので
お盆休みはありませんが、
いつもこの時期、演奏の帰りに
『夜空』を見上げます。

街の灯で、星もほとんど見えませんが
『見えないから、ない』ってことじゃない。
わたしに見えないだけで、
今、この空のどこかでくりひろげられている『宇宙の神秘』。
大いなる自然のエネルギー。

「あの、何百という流星の下に、今わたし、いるんだなぁ」
そう思うだけで、うっとりとしてきます。

みなさんの夏休みは、いかがですか。

 

 

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