掃除をしていたら
ノートのあいだから
ベラの手書きのメモが
出てきた。
なつかしい~。
ベラの文字だー(笑)
あまり文章を書くことは
なかったけど
ベラの字はくせ字なので
とにかく読みにくい。
だからこのメモを
判読するのに
30分もかかってしまった。
要約すると・・・
「僕の音楽に関する
一番初めての記憶は
ウルグアイの家で
おばあちゃんといる時。
一羽の鳥の声が
天から降って来た。
長くフレーズ。
歓喜のさえずり。
姿は見えないが
その声の美しさは
鮮明に憶えている。
それが僕の
音楽の最初の記憶だ・・・」
ベラが生きていたら
もっといろいろなことを
聞けたのに、と思う。
でも
「もっと聞いておけばよかった」
ではないことが
私を前に向かって
歩かせてくれている。