スペインへ着いて翌々日から、今年は仕事始め。新年も明け、勢いよくピアノレッスンをスタートしたのはよかったが、音楽学校から新しい課題曲が出されており、いきなりテンションが上がる。そのうえ
「二月の中旬に、アウディシオン（公開演奏）があるんだって！」
などと涼しい顔でのたまってくれるので、眠い目をこすりながらレッスン。
なにしろに時差の関係で、朝の四時半に目が覚めてしまう。ピアノのレッスンは遅い時は夜の八時半すぎまであるので、ピアノの前で（上手く弾かれると）寝てしまいそうになる。
が、マラガの子供たちは大まちがい＆大騒ぎを数分、いや数秒ごとにちゃーんとしてくれるので
「はい、そこっ！」「うわー、ストップ」「左手、そうそうっ」
「あー、シャープは音符の前に書く！」「オウムに触らないっ」
などと、定期的にイスから立ち上がらせてくれる。みんな、なんて先生思いなんでしょう。グラシアス！
さて、今年は新しい生徒さんも二人増え、春の発表会に向かって、三歳から七十歳まで、新曲にトライ！自分のペースで音楽を楽しんでいます。オウム付きピアノ教室、夏休みまでノンストップ！今年もよろしくお願いいたします。
（今日の写真は「絵画鑑賞をするオウム」。見入ってる？）
