ニッポン帰国のこと・7

CIMG5764 CIMG5752 CIMG5754 CIMG5757 CIMG5766 CIMG5760 CIMG5771 CIMG5768 新年が明け
今日は名古屋で昼食会。

母の通夜、告別式で
お世話になりっぱなしだった
敦美お姉さんと
名古屋駅で待ち合わせ。
お友達の名和さん&
みきさんも合流。

どこに行くのか
聞かされていなかったが
敦美お姉さんはまっすぐ
名駅前のミッドランドスクエアへ
入っていく。

「今日はフランス料理ねー」
敦美お姉さんは
いつもきれいだ。
この日は帽子までかぶり
女優のようだった。
自分が野生動物のように
思えてくる。

「42階にあるんだよ」
そのエレベーターの早いこと。
うちのマンション5階まで
上がるのとほぼ同じ。

レストランへ一歩
足を踏み入れ、さらに仰天。
なんてお上品なんでしょう。

「オーベルジュ・ド・リル」
名古屋のフレンチでは
有名なのらしい。

さて、お食事の方は。

「おいしー(涙)」
ひとつひとつが本当に
丁寧に作られている。
そのうえ料理を運び
説明してくれるお兄さん方の
また、お上品なこと。

「ビールおかわり!」
なんて言える雰囲気ではない。

さて、今回のランチの目的は
「スペイン旅行の打合せ」。
敦美お姉さん、名和さん、
みきさんの3人で
「スペイン珍道中」を
計画中。

こんなお上品なお店で
純白のテーブルクロスの上に
「ざばっ」
とスペインの地図を
広げる客は
私たちくらいなものでしょう。

スペイン観光に
おすすめなのは春と秋。
「5月がいいんじゃないの?」
とアドバイスする名和さんは
「絶対にガウディね!」
このためだけにスペインへ来る
と言っても過言ではない。

「焼イワシの店とか
 生ハムの店とか
連れてってよ!
地元の人が行く店ね」

やたら盛り上がる
私たちのテーブル。
きっとうるさかったに
ちがいない。
が、お上品な
しつけの行き届いているお兄さんは
「デザートの説明」をするために
話が途切れるのを
じっと待ってくれていた。
ありがとうございました。

さて、記念撮影も終わり
42階からのすばらしい眺めを楽しみ
「ここは、私がごちそうするね」
と明るい声で
敦美お姉さんがおっしゃった。

その瞬間、私の脳裏に
「マラガの浜辺で
焼イワシをごちそうしている図」
が浮かんだ。

ちがいすぎる。

帽子ひとつ取っても
マラガは麦わら帽。
テーブルクロスは紙。
イワシは手づかみ。

「楽しみにしてるねー」
と女優のように去っていく
おしゃれな敦美お姉さんを見送りながら
いったいマラガに
連れて行ける場所はあるのか
と思った。

 

 

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「ニッポン帰国のこと・7」への1件のフィードバック

  1. 今日はマラガ、20度まで上がりました!
    あったか~。
    うちの前の海はマリンスポーツをする若者でいっぱい。

    暖冬はいいのだけど、思いがけず地震は来るし
    二日前は大雨&雷で停電。何十回とドカーンって雷が落ちて
    最近、うちのオウムはよく眠れない夜が続いています。

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