今年の秋分の日は「9月22日」だそうですね。
ずっと「23日」と思っていたので、びっくりしました。
『国の祝日』は、国ごとにちがいますが
スペインでは基本的に『カトリックの暦』にあわせて
祝日となっています。
数年前、日本の『休日の名前』が変更されたことを知らず
変更後の『名前』を聞いても、ピンとこず
(スペインははっきり、キリストが何々した日、みたいに言うので)
「あの~、それはいったい何の日なのでしょうか」
と、小さな声で尋ねることになった。
聞くと「9月22日」になるのは、116年ぶりだそうですね。
116年、ってすごいよねぇ。
ってことは、1896年に一度「22日」になったってこと?
うう~ん。だったらそのときもこうして
「おみぃゃぁさん、秋分の日は23日じゃなかったかも」
なんて、言ってたんですかねぇ。
『祝日の移動』ですごいのは、
スペインで言うと、なんといっても
『セマナ・サンタ(聖週間の意。イースター)』ですね!
1日ずれ、なんて問題じゃない。
毎年、不規則に2週間とか、4週間半とか、ずれる。
っていうか、動く。
早いと3月、遅いと5月、って、
「ちょっと、動きすぎじゃないの!」
マラガはまだ暑いですが
八百屋の店先に「ぶどう」が出回りはじめました。
スペインでは野菜・くだものは「季節もの」なので
そのシーズンしか食べられません。
「秋だな~」
と感じながら、今年の「初ぶどう」食べてます。
私が子供の頃、秋分の日は9月23日と9月24日をうろうろしてたので、私の驚きは「22日が秋分の日」ということでした。1980年~2102年の間は24日が秋分の日になることはないようなので、2103年のカレンダーで24日が秋分の日と知り、びっくりする人たち続出・・・かな。
ちなみに1980年から2011年までは9月23日だったのですが、それ以前は23日か24日、2012年以降2102年までは9月23日か22日になると予想されてるみたいです。今後は22日の日が沢山あるということですね。
秋分の日を始め、二十四節気に関係する日が固定ではないことは、占いから学びました。小学生でホロスコープ書こうとしてた子だったんですよ。
よく、節分も「2月3日じゃないの?」って言う人がいるのですが、節分も子供の頃は、2月3日だったり、4日だったりしてました。でも、2021年には2月2日が節分になるそうなので、これまた驚きですね。
暦は星の動きを読み取ることなので、ロマンがあるなぁとよく思うのですが、どうも天文学は苦手で、今ひとつ身につきません・・・。
ええ~っ、「節分」も移動していたんですか。
すっかり忘れてました。
祝日は移動するもの、なんですねぇ。
ところで、クロ隊長は「占い」がお好き?
どんな占いにくわしいのでしょう、また教えてください。
スペインは占いといえば、
基本的に「タロット占い」で、日本のように
「血液型占い」「動物占い」「名前占い」とかは、ありません。
ま、バリエーションがない、ってのが
そもそもスペインらしさなんだけど・・・
祝日って、大きく2種類あって、ひとつは天文学的に決まるもの、ひとつは歴史的出来事によって決まったものですよね。
春分の日とか秋分の日は天文学的に決まるもの、建国記念の日とか文化の日とかは歴史的出来事によって決まったものですね。
節分は祝日ではなく、季節の変わり目を示す節目のひとつですね。立春の日の前日が節分で、立春の日は太陽黄経が315度の日を言います。ちなみに太陽黄経0度の日が春分の日、太陽黄経が180度が秋分の日です。
占いは詳しいというか、比較的「当たるかな」と思うのは、四柱推命。動物占いも四柱推命の一部を使った占いです。血液型は日本独特ですよね。
そういえば、タイでは生まれた曜日で自分の色が決まると聞きました。月曜日生まれの人は黄色とか。
タロットって、あの図柄に惹かれるんですけど、占ってもらうのは、どきどきします。あの図柄の怪しさが希望と繋がらない。
なるほど~。あらためて「世界の祝日」を考えてみると
「天文学的」「歴史的」「宗教的」な理由から、
となりそうですね。
ちなみに来週、お隣のトレモリーノス市が
「トリモリーノスの日」と銘打って、市内のみ勝手に祝日にします。
お店はもちろん、学校もお休み。
夜は12時まで、移動遊園地も設置され・・・
って、「休みたいから」にしか見えませんねぇ・・・
昔、名古屋市の学校は、10月の名古屋祭りの時、お休みだったので、それと似た感じですかね。。。今から思うと名古屋市の学校だけが休みってすごいことだなぁ。。。