今日は再び
マラガ一の劇場
Teatro・Cervantes
「セルバンテス劇場」を
紹介します。
これも3階席。
って、ほとんどいつも。
安いから(笑)
私が2階のパルコ
(バルコニー席)を
購入するのは
敬愛するピアニストが
やって来た時だけ。
そう、数年前の
「ベボ・バルデス」師匠の
ように。
ラテンピアノの神さま。
キューバ人ピアニストの
「ベボ・バルデス」師匠に
この劇場で会えただけでなく
直接、質問までできて
あぁあ、感無量。
忘れられないひと時でした。
さて、今回の出し物は
スペイン音楽劇の「サルスエラ」。
「La Verbena de la Paloma」
「ラ・ベルベナ・デ・ラ・パロマ」
と言い、スペインではとても有名で
人気の出し物。
生徒でり友人であるカルメンが
「絶対おもしろいから!」
と、太鼓判を押し
重い腰をあげたのだが・・・
もう、出だしから爆笑。
ユーモアがぎゅうぎゅうに
詰まっていて
音楽劇というのに
5分ごとに笑わせてくれる。
さすが、スペイン。
そしてまぁ、
会話のテンポの早いこと。
スペインに来て1,2年では
とてもついてけないだろうなぁ。
オペラのように字幕も出ないし。
なんといっても主役で
舞台監督である
Pablo Prados
(パブロ・プラドス)が圧巻。
おもしろいのなんのって!
声の出し方、動き方、間の取り方・・・
本当に舞台俳優はすごい。
上手なだけでなく、笑わせるのだ。
スペインのテレビでは
こうした劇場のコメディアン俳優が
テレビにコメディアンとして出ることが多く
いきなり、うまい(笑)
コメディアンなのに
みんな演技ができる。
マラガへお越しの際は
ぜひ「サルスエラ」を
チェックしてみてください。
特にこの
「La Verbena de la Paloma」
「ラ・ベルベナ・デ・ラ・パロマ」は
見てるだけでもおもしろいので
おすすめです。
音楽劇とはいえ
「笑えなきゃ、だめ!」
という陽気なスペイン人の
人柄を反映した
大衆劇・サルスエラ。
旅の思い出に
ぜひいかがでしょう。