マラガで一番
有名な劇場といえば
マラガの中心街にある
Teatro Cervantes。
「セルバンテス劇場」。
大きな催しは
必ずここに来ます。
私はもう数年
足を運んで
いなかったのですが
ピアノ教室の生徒であり
友人である
カルメンといっしょに
「オペラ」を観に
行ってきました。
というのも今回の
プログラムは
ずーっと観たかった
「カバジェリア・ルスティカーナ」
と「道化師」の2本立て!
すごいー。
3階席なので
遠いけれど、安い!
マラガ一の立派な劇場なのに
一番安い席なら
20,30ユーロから
オペラが見られます。
日本は高すぎる・・・
貧乏人にアートは遠い存在。
さて、私はべラと
これらのオペラで有名な
「インテルメッツォ・シンフォニカ」
と
「ベスティ・ラ・ジュッバ」
をいつもホテルで演奏していたので
ずっと生で、聴きたかった!
本当はベラといっしょに。
実際、その曲が流れた時
感慨ひとしおで
涙がボロボロと
止まりませんでした。
その美しさ、迫力。情感。
そして、何十回、何百回と
べラと二人で演奏した
場面が思い出されて
久しぶりに熱い涙で
胸がいっぱいになりました。
音楽は私に
エネルギーを与えてくれる。
でも同時に
今の私には
思い出されることが多すぎて
まだ戻れない。
入れない、という気がします。
圧巻は
「カバジェリア・ルスティカーナ」の
ソプラノ歌手
「Tatiana Anismova」。
鳥肌が立つとは、このこと。
劇場全体が彼女の肉声で
ビブレーションで揺れていました。
もう涙がとまらなかった。
「道化師」のテノール
「Eduardo Sandoval」もよかった。
やはり一番の見せ所
聴かせどころである
「ベスティ・ラ・ジュッバ」は圧巻。
このために私は
「今日は来た」のであって
もう感動ひとしお。
ふたたび涙、涙・・・
オペラのシーズンは
基本的に「冬」なので
今季はこれで終わり。
次の秋冬を
待つことになります。
マラガの中心地にあり
歩いて行けて便利な
Teatro Cervantes。
マラガへお越しの際は
ぜひ「セルバンテス劇場」を
チェックしてみてください。
当日でもけっこう
「空き」があるので
直接、劇場の窓口で
お尋ねください。
日本の半額以下で
すばらしいオペラや
コンサートが楽しめます。
旅の思い出に
「パルコ(バルコニー席)」など
いかがでしょう。
(写真の突き当り)
おしゃれで個室感があり
とてもおすすめです。