1.パガニーニのカプリッチョ24

今日からスタートする秋の新企画は、
芸術の秋にからめて、その名も『ももの音楽づくり♪』、オ~レ!
わたしたちが弾いている曲や、編曲中のエピソードなど
毎週2曲ずつ、紹介していこうと思います。
ここで紹介する曲はすべて10月中旬~11月にかけて
「You tube」で聴くことができます(現在、制作中)。
どうぞ、お楽しみに!

さて、今日紹介するのは『カプリッチョ24』。
日本では『24の奇想曲』と言われているようですね。
イタリア人のバイオリニストで作曲家である、ニコロ・パガニーニの作品です。
あんまり上手に弾いたので、また演奏中の様子が風変わりだったため
「悪魔に魂を売った代償として、あの演奏技術を手に入れたのだ!」
とまで言われていました。
まぁ、当時は教会ももっと暗かったと思うし、揺らめくろうそくで
パガニーニのやせた体が、ひょろ~って影になって写し出されたりすると
なかなか趣きあったと思います。

さて、この『カプリッチョ24』は、本来は「無伴奏・バイオリン独奏曲」です。
つまり、バイオリンが最初から最後まで「ソロで」弾くものなんだけど
多くの有名なピアニストが編曲して演奏しています。

わたしは、たまたまラジオで
『カプリッチョ24の編曲・大特集』を聞き
「へえ~、わたしならこう弾くけどなぁ・・・」
と、作り始めたのがきっかけです。

わたしたちの仕事の多くはホテルやラウンジなので
『生粋のクラシック』よりは、
こうしたハーモニーに深みのあるJazz風味、
そしてリズム感のあるスイングや、ボサノバのアレンジが好まれます。
わたしも弾いていて、楽しいのは、こうしたアレンジもの。
だって2歳半から、ずっと楽譜どおりに弾く訓練をうけ、
「こう弾きなさい!」「そこは、ミでしょっ」
って、言われ続けてきたので、
「ミだけど、シでもいいよね~」
って、ついやりたくなっちゃう。

「クラシックの名曲を、スイングJazz風味で!」
異なるジャンル、スタイルの音楽をいっしょにしちゃうのが
『もも印』の音楽♪ わたしたちのライブ。
「異の融合」が、わたしの大切な音楽テーマです。

「 Musica sin Fronteras!音楽に国境はない」
をテーマにライブ活動を行っています。
世界の名曲を、わたしたちといっしょに楽しんでください。

スタッフ追記(2012/10/12)
Youtube動画で、もも&ベラの演奏を聴くことができるようになりました。下記タイトルをクリックしていただくと、Youtubeに移動します。

 

 

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「1.パガニーニのカプリッチョ24」への2件のフィードバック

  1. うわぁあ~、「プロフィール」が入ってる!
    「ホーム」の横に、いつのまにか・・・
    どうもありがとうございます。

    読みながら、ちょっとじ~んとしました。
    スペインに渡ったとき、
    ピアニストになる、と決めたときのこと思い出して。
    当時、履歴書を書こうにも、
    「文学部卒の会社員生活」しかしてなかったので
    「一行も」書くことがありませんでした。

    これまで歩いてきたでこぼこ道を、今あらためて振り返った気持ちです。
    ありがとうございました。

  2. おぉお。ほんとうだ。プロフィールがある。
    10月7日(日)に公開されてますね。素晴らしい。

    どんな道も歩けば軌跡が残るんですね。
    どういう軌跡を残すかは、どう道を歩いたかによるってことか。
    ふーむ。
    私もがんばろっ。

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