今日から始まる秋の新企画は
旅行シーズンにひっかけて「アンダルシアの旅の楽しみ方」、オ~レ!
毎週火曜日、写真つき!でお届けします。
スキャニングをしてくださるクロ隊長、いつもありがとうございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、1回目の今日のテーマはタイトルにもなっている
「石畳のカジェを歩く」。
「カジェ」は 「Calle」と書き、スペイン語で「小道」のこと。
この写真は「白い村」のものですが、
アンダルシアの村を訪れるとたいてい、
こうした石畳の小道がぐねぐねと続いています。
村はだいたい山の斜面に造られているので
自然と村全体が「下からのぼる」構造になっており、
階段や踊り場なんかがあちこちにあって
「モザイク画」風に装飾されているので、美しいです。
「白い村」を訪れたら、前や上ばかりでなく
ぜひ、足元も見つめて歩いてください。
まっ、ぼこぼこなので、つまずかないように自然と見るとは思いますが。
すごいですからね、ぼこぼこぶり。
かかとのある女性の靴は、モザイクの穴にはまって
まず、抜けなくなりますね。
まぁ、それも思い出ですかね。そこらの穴でなく
「スペインのカジェのモザイクの穴にはまった」って、ことで。
許してあげてください。
さて、「石畳」と絶妙な組み合わせ、フォトジェニックなのが、
「白壁」と「窓辺の鉢植えの花」、この組み合わせが実に美しい。
なにも観光客用でなく、アンダルシアの日常の風景ですが、
すばらしいのは、
目に入ってくる線の多くが、「手描きの線」というところです!
壁も小道も窓辺も。人工的な直線がとても少ない。
これは、何気ないが、とても大切なことを含んでいる気がします。
目にも、心にもやさしい。
そういう中で生活するアンダルシアの村人たちが、
陽気でおおざっぱで、のんびりしているのも、
どこか、うなずける気がします。
村の散策に疲れたら、カジェに出された小さなテーブルで
お茶にしましょう。
「ボニート・プエブロ(美しい村ですね)!」
と、笑顔で声をかけてあげるといいですね。
スペイン人はみんな、自分の村には誇りを持っています。
先月末から怒濤の忙しさで、写真のスキャニング作業が遅れておりまーす。
今日、帰ったらやるので、ちょっとお待ちくださーい。
はーい、クロ隊長。できるときでかまいませんよ~。
スペイン・アンダルシア哲学で、いきましょう。
「アレモス・ロ・ケ・ポダモス(できることをやる!のでよい)」
お仕事、お忙しそうですので
どうぞ、お体に気をつけてくださいね。
ももちゃん、できたー。
いいなぁ。この階段の雰囲気。
クロ隊長、ありがとうございました。
本当に、おつかれさまでした!
スキャニングしてくださってるあいだ、
クロ隊長の心が、一瞬マラガに飛んできてくれたのがわかりました。
きっと、いっしょにこの階段を
歩いてたんだと思う。
ありがとう。