スペインといえば、「タパス」。
タパス、ってスペイン語で「ふた」の意味なんだけど
スペインどこに行っても食べられる
手のひら大の「小皿に盛られて出される料理」のことです。
以前は「ふた」に盛られて出されたからタパス、
というのが語源らしいですね。
さて、タパスのいいところは大きく3つ。
1、バル(スペイン中どこにでもある飲食店、兼カフェテリア)のカウンターに
作りおきされ、ずらりと並んでいるので
「目で見て、料理が選べる」ということ。
指をさして「ポル・ファボール」と言えば、OK。
2、一皿、1,5~2,5ユーロ程度なので
いろんな種類の料理が、少しずつ楽しめる。
3、スペインのレストランの営業時間は基本的に
13時~15時、20時~23時と決まっており、
これ以外の時間帯で「食事が注文できる店」はほとんどない。
(ファミレスなんて便利なものはなく、客が店の都合にあわせるのが常識)
そんな中、作りおきしてあるタパスは、いつでも注文OK!
ちゃんと温めなおしてくれるので、心配はいりません。
さて、写真のタパスを紹介すると
左奥、ポテトサラダ
左前、いわしの酢づけ
まん中、ミートボールのポテト添え
右奥、白身魚のフライ
右前、ゆで卵のアリオリソース(にんにく入りマヨネーズ)がけ
うう~っ、なんだかおなかが空いてきましたね。
最近マラガのあちこちのバルで
「5タパスで、8ユーロ!」
なんていう看板を、見かけるようになりました。
スペイン語でメニューを読むのに疲れたら、
こんな頼み方も、いいかもしれませんね。