ベラが亡くなって一年になる。あっという間だった。そしてすべてが変わってしまった一年だった。愛する人を亡くし、一人になることで、私は飾りをすべてはぎ取られた。そして、失った。心の安定を、ピアニストという職業を、音楽にあふれていた毎日を。この一年、私はたえず自分自身と、一対一で向き合わされた。主に自分の弱さに。
だから、走り続けていた。立ち止まったら、足元をすくわれ、倒れてしまいそうだったから。そして、この8月。私は初めて、歩みを止めた。肩の力を抜いて、友人たちと毎日のように町に、海に出かけた。
そのとたん、ものすごい眠気が襲ってきて、毎日10時間、13時間と眠っていた。むさぼるように。まるでこの一年、不足していた睡眠時間、心と体が必要としていた「オフ」を取り戻すかのように。
8月末のべラの誕生日、そしてベラの一周忌に、私は一人、アートの贈り物をした。今日は、その聖色小物たちを紹介します。
露天で売っていたオウムの木像にペイント!まるでちがう姿に(笑)。ふわりん極楽鳥。天国まで飛んで行けるかな。
リビングの一角にあるお供えコーナー。アートの捧げものでいっぱい。もちろんこの後、ベラの大好きなチョコレート&フルーツもお供えしました。
立体物もいつかやってみたい。見る角度によって次々と姿を変えていくところに強烈に惹かれる。
厚紙&紙コップの作品。自由に形を創造できる素材に惹かれる。
スペインの一番スタンダードなろうそくはこういう形。長持ちします。
一周忌を迎えたので、これで「喪」明け。ピアノを再開しました。プロとしてではなく、ピアノをもう一度弾きたいと思うから。「友達になって!」という気持ちで、編曲を始めています。
このオオム、私は強烈に好きです。
生で見たいっ‼️
見たい、見せて下さい。
そうか。ももちゃんに「音」が戻ってきてるのね。よかった。
昨日がベラの一周忌ということで、このブログについてるベラの最後の演奏を聞きました。
薄暗いステージに浮かび上がる2人の姿を思い出しました。
ステキだったなぁ。ももちゃんもベラも。
satomiさんにマラガに来ていただきましょう!
今のところ、展示会の予定が立たないので・・・
木を彫らずに、鳥の形を立体的に造る方法を考えています。
粘土?石膏?陶芸?布?
いいアイデアがありましたらぜひ教えてください。
クロさん、ありがとうございます。
「一人でもピアノを弾こう!」と思えたのは初めてのことでした。
プロとしてでなくてもいい。ピアノのある生活に戻りたい。
まずは友人の家で楽しく弾けるようになりたい!
小さな一歩。でも私にとっては大きな一歩です。
絵を描いて、編曲して、
どちらも発表して。
また、創作活動に忙しいアーティストになるね。
ももちゃんの生み出す力と
創り出すパワーと、やり切る情熱は
いつもピカソの様だと思っています。
楽しみです。
ご飯を食べるのを忘れないでね。
^_−☆
ももさん、ピアノが弾けるからいいね。
悲しい時もうれしい時も
ピアノ弾いてね。
satomiさん、きむらさん、ありがとうございます。
この家に、暮らしにピアノが戻ってきました。
こんな日が来るなんて思ってもいなかった。
ベラが亡くなった当初、あまりに家が広くて音が無くて
つらくて小さなワンルームマンションに引っ越そうかと
考えたこともありました。
そうして逃げても「質の悪い」悲しみしかない。
立ち向かえば、悲しみはなくならないけど
何かが生まれる気がします。