スペインに暮らす私が、楽しみにしていることの一つに「屋根を眺めること」があります。現代化されたとはいえ、ボコボコと不規則に並ぶオレンジ&茶色の屋根は、とてもイマジネーションを刺激してくれます。
一年のうち270日以上が晴天!というマラガでは、多くのマンションに「テラス」が取り付けられています。あるいは「屋根裏部屋」が作られていて、独特の景観、風情を醸し出しています。
その屋根瓦も、雨風と長い年月によって自然なグラデーションがかかり、肌色、オレンジ、茶色までのあらゆる暖色が、ふるぼけた色合いで肩を並べている。あんまり味わい深くて、眺めていると時間を忘れてしまう~。マラガへお越しの際は、ぜひ「屋根を眺める」楽しみも、スケジュールのどこかに入れておいてほしいものです。
時々、瓦の間から草や花が咲いていることも!すばらしい~。スペインの建築や窓辺を見ているだけでも楽しい。
晴天の続くマラガでは、こんな屋上スペースも多く作られている。ちなみにこれはバルで夜間にオープン!シンプルでなかなかおしゃれ。
屋根瓦の向こうに浮かぶカテドラル(大聖堂)。マラガの町並みと溶け込んでいます。現代化されるのも便利になっていいけど、町並みは変わらないでいてほしいなぁ。
高校の美術の先生がスペインの屋根だけ描いている人でした。日展会員だったので、卒業後も県美で日展がある時には先生の作品を見にいってたんですけど、ずーっとスペインの屋根。それを見るたび、あー、先生変わらないなぁって思ってました。
いやー、歯に衣着せぬ人で大嫌いだったんですけどね。その先生(笑)。
そんな先生にもデッサンを褒められたことがありました。どこで習ったのか?と聞かれたので独学ですと答えました。小学生の頃、デッサンが絵画の基礎と知り、本で線の描き方とか読んで毎日デッサンしてたから、デッサンだけは得意だったんだな。
この30年ぐらいやってないから、もう描けないけどねー。
先生の気持ちはわかります!(笑)。
スペインの屋根って眺めてるだけで幸せな気持ちになる~。
私も「屋根」はずーっと描きたかったモチーフで
最近、今まで撮った写真を並べて見ています。
通りでもじーっと立ち止まって屋根を見る。怪しいな(笑)。
次回の展示会で、クロ隊長のコーナーを設けたらどうでしょう。
ベラコーナーと一緒に。肩を並べて。
作品展は自分独自のを開催するつもりなので、ごめんねーって感じ。絵じゃなくて写真だけど。といいつつ、ちっとも撮れない。
写真展ですか!いいですねぇ。
そう言われて、クロ隊長のカメラを思い出しています。
その日を楽しみに待ってます。
屋根、分かる気がする。
日本の家の屋根も面白い、、というかスペインは行った事無いので。
瓦の、多分最初は同じ色だった瓦。
時間と共に風化したり、苔が付いたり、
画一じゃ無い色、色
時に鬼瓦が有ったり。
ジーと見ると細部が面白い。全体を見ると時間が見える。
マラガの屋根事情は分から無いけど、屋根の連なりで町並みを描けたら面白いだろうと思います。
satomiさんのおっしゃるとおり、日本の屋根もおもしろいですね!
母のふる里が岐阜県なのでよく訪れましたが
古い町並みや家屋の屋根を眺めるのが楽しみでした。
今度、じっくりと「屋根」を見に、カメラ片手にぶらりと
マラガ郊外の「白い村」へ行こうかと考えています。
これまでの観光&散策ではなく「描く目」で
屋根や通り、壁や家並みを改めて見てみたい。
こんな旅に付き合ってくれる人はいないだろうな(笑)