マラガのセントロにある「 CAC美術館」は、入場が無料なので時々ふらりと訪れる。展示されたアートに心を寄せていると、気持ちがリセットされ、瞑想したかのような気持ちになる。
頭も心もすっきりとした後は、美術館の中にあるカフェテリアへ。友達とワイワイおしゃべりするのも好きだけど、ここへはいつも一人で来る。今、思ったけど、確かに誰とも来たことないな（笑）。
私たちは、誰かと一緒にいるのが必要なのと同じくらい、一人でいるのも必要なのだ。少なくとも、私は「自分の声に耳をすます時間」が、定期的に確実に、いる。
この一見無駄のような、なんの生産性もない時間に、私はいろいろなことを「消化」する。出していなかった結論や、後回しにしていた選択、ぼんやりとわかっていても言葉にならなかったこと、など。
だから「ひとりカフェ」は、なくてはならない時間。この騒がしいマラガの中で貴重なスペース（笑）、ぼんやりゆったりするのにおすすめです。
