アンダルシアの『旅の楽しみ方』、第5回目の今日のテーマは
「カブレーロと話をする」です。
「カブレーロって、いったい何者?」
と、みなさん今ごろ、つぶやかれていることでしょう。
アンダルシアの田舎に欠かせないこの人物、この職業とは。
アンダルシアの真髄に触れるために、欠かせないカブレーロ。
ヒントを出すと、「カブラ」はヤギです。
ということは・・・ そう、「ヤギ飼い」。
ハイジの友達、ペーターと同じ!
ヤギがたくさんいるアンダルシアならではの、大切な職業です。
マラガの田舎をドライブしていると、
必ずといってよいほど、見かけるヤギの群れ。
大小30~50頭くらいのヤギが、首に鈴をつけられて
丘の斜面をゆっくり散歩しています。
自動車道いっぱいに広がって歩いていることもあります。
アンダルシア人は慣れているので 文句を言うこともなく、
ヤギの行進が去るのをのんびり待ちます。
それが、自然の、アンダルシアの時間の流れ。
このヤギたちのおかげで、おいしいチーズが食べられるのですから。
せっかくですから、バルに行ったら
「ケソ・デ・カブラ(ヤギのチーズ)」を頼んでみましょう!
さて、カブレーロとの『会話スキット・初心者編』書いておきますね。
「オラ!(こんにちは)」
「ボニート・カブラ(かわいいヤギですね)」
「コモ・セ・ジャマ?(なんて名前ですか?)」
「グラシアス(ありがとう)」
写真をとりたければ、カメラをかかげながら
「プエド(いいですか)?」
「グラシアス」
さぁ、さっそく練習してみましょう。
目標は「カブレロと話す」ですが、
まわりにそうそう「ヤギもヤギ飼い」もいないと思いますので
とりあえず、隣の犬とご主人とでも練習してみますかね。