『スペイン料理』企画、第4回目の今日は
「季節料理・冬編」です。
日本にも「牡蠣」や「鍋」があるように、
スペインにも「あつあつ料理」が、おめみえします。
ただ、最近ではレストランで1年中、
食べられるようになっているところもあります。
冬の定番といえば「ギソ」ですね。
直訳すると「煮込み」。
お店によって、中に入ってる具はちがいますが
じゃが芋、豆、肉、チョリソー(スペインのソーセージ)などが多いです。
じっくり煮込んであるので、おいし~い!
お皿に残った汁も、パンをつけてきれいにいただきます。
これはけっして「マナー違反」ではなく
アンダルシア人はみんな、いつでもどこでもやってます。
そのためにわざわざ「パンを追加注文する」人だって、
いるくらいですからね。
さて、写真の「ギソ」は、
マラガから50分くらいのところにある、田舎のベンタで食べたもの。
「今日のおすすめ!」
と言われ、頼んだらこれが出てきました。
ひよこ豆、チョリソー、臓物、モルシージャ(血の黒いソーセージ)なんかが
じっくり煮込まれてて、とてもおいしかったです。
これで6ユーロ!
この日は、小雨が降っていたのにもかかわらず
田舎道にぽつんとたたずむ、小さなベンタは、
お客さんでいっぱいでした。
スペイン語でメニューを読むのに疲れたら
「今日のおすすめメニュー」を、試してみるのもいいかもしれません。