7.ピンチョス

『スペイン料理』企画、第7回目の今日は
「ピンチョス」を紹介します。

ピンチョスは、スペイン北東端にあるパイス・バスコ(バスク地方)の名物。
料理の名ではなく、「パンの上におかずをのせた料理」の総称です。
たいていカウンターの上に、
いろんな具のピンチョスが何十種類と並んでいて、壮観!
初めて見ると誰でも
「うおぉ~っ!」と、なりますね。

わたしのピンチョス初体験は、この写真のバルでした。
蛇の寝床みたいに細長いお店のカウンターに
ずらりと並べられたピンチョス!その種類の豊富さに、
「ああぁ~、いったいどれから食べていいのか・・・」
ふらっとしました。

基本的に、ピンチョスはどれも同じ値段なので、
「食べた数」でお会計します。
回転寿司のお皿の数と、おんなじですね。
バスクでは「シードル」が盛んに飲まれますが
わたしはワインでいただきました。

マラガにも、バスク料理レストランは何軒かあります。
ちょっと、お高いので、そうそう行けませんが
やはり、おいしいです。
バスク地方にまで足をのばせない、という旅人のみなさんは
旅行の日程に、ぜひ1日
「バスク料理」を入れてみては、いかがでしょう。

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