マラガは太陽さえ出れば温かいので、昼間はストーブなしでOK!
だったのが一気に冷え込み、三日間連続の雨。「太陽で暖をとる」という原始的なマラガっ子には、心の準備ができていない。いや、ストーブの準備が。
で、うちもあわててストーブを引っ張り出す。のだが、なにせ一年ぶり。まずマッチが湿気っていてつかない。出だしからこれだ。必死で一本一本するのだが、どれもだめ。寒いので一気に絶望的な気分になる。なぜ、もう少し、温かいうちに準備をしておかなかったのか。
なんとかライターで、マッチ棒の先に火をつけ、ストーブに点火。
「あぁあ~、あったかい」
なぜかふいに「マッチ売りの少女」の話を思い出す。かわいそうに、なぁ。
ストーブを朝から入れるなんて、マラガも寒くなったものだ。天気予報では最高16度、最低9度。日本に比べればなんてことはにのだが、なにしろふだんから太陽に照らされて、ぬくぬく暮らしているマラガっ子(って自分のことです)。
引き締まっていない精神に直撃されると、非常にもろい。たとえ最低9度でも。っていうか、9度という文字だけで、くずれてしまいそうだ。
「うわーっ、大丈夫かな」
って本気で。昨夜は毛糸の帽子をかぶって寝ました。念のため。
数年前にペイントしたストーブ。ハンガリー刺繍風のつもり(笑) 温かいので、ストーブの上はオウムのお気に入りの場所。
うーむ、おぬし、わかっておるのう。
そういえば、東京に雪が降ったとか。みなさまいかがお過ごしでしょう。