今日はスペイン料理を三品、紹介しましょう。まず写真一枚目。どこのバルでも食べられる「ガンバ・アル・ピルピル」。シンプルだがおいしい!えびのにんにく&オイル煮、とでも言うのかな。
この油汁に、パンを浸してどんどん食べましょう。そう、パンがスポンジ。ぐんぐん油を吸い上げて、見ればお皿は空っぽ。日本から来たばかりだと、油の量に気絶しそうになるかもしれません。が、気づいたら
「お兄さん、パンの追加!頼みまーす」
と、油を吸い上げるためのパンを、マラガっ子に混じって注文していることでしょう。
二品目は「ラボ・デ・トロ」。食材そのままの名前だな(笑)。「闘牛のしっぽ」という意味。つけあわせにはたいていフライドポテト。お肉がよく煮込まれて柔らかいので、シチューっぽくておいしい。スペインへお越しの際はぜひ、お試しあれ。
三品目は、「クロケタ」。スペイン語でコロッケの意。それぞれレストランで手作りしているので、中身は肉、魚、ハム、イカ墨などいろいろ。コロッケの形がいびつな所も、手作り感アップ!で食欲をそそる。
書いてたら、お腹がすいてきた。いかん。もう夜の九時半。夕食にしよう。ただしスペインの夕食は8時半~9時半スタートなので、けして遅いわけではありません。しかし、この写真を見ながら、ブロッコリーとニンジンを茹でるって、なぁ。