本を渡しながら、
ビールを手渡しながら、
資料を差し出しながら、
「アキ・ティエネス」。
直訳すると、「ここに、あなたは、持ってますよ」
なんだけど、慣れるとちゃんと
「はい、どうぞ」に聞こえてきます。
スペイン語がまったくわからなければ、
そのジレンマもないので、丸暗記でいいでしょう。
さて、まずは家庭内からさっそく練習ですが、
「手渡す」あらゆる場面に、使えます。
本、コップ、タオル、鍵、お弁当、手紙、新聞・・・
発音は「柿・家・S(エス)」の要領で。
そこらでごろごろしてる猫や犬にも
練習台になってもらいましょう。
【パコとペペの謎】
スペインで、よく聞く名前ナンバー5に入る「パコ」と「ペペ」。
おぼえやすいのはいいですが、
「パコ」も「ペペ」も、実は愛称、【短縮形】です。
先日、勉強した「ハビエル」は「ハビー」って、やつですね。
どうして、わざわざ「パコ」「ペペ」を別にしたかと言うと
この2つ、【原型(フルネーム)】と【短縮形(愛称)】が、あまりにちがうので
「ええっ、そんなにかわるか!」と、最初はみんなびっくりします。
だって「パコ」のどこが、「フランシスコ」?
「ペペ」がどうして「ホセ」の愛称なの?
なぜ・・・・
「パコ」はいちおう【短縮】されてるけど、
「ペペ」と「ホセ」って、字数もおんなじじゃん・・・
なぜなのか考えると眠れなくなるので、
丸暗記しましょう。