テニスクラブを発見!

先日、セビジャーナス教室へ自転車でかけつけた朝。早く着き過ぎて、二十分あまり時間がある。ので、教室の前のビーチをぶらぶら散歩することに。

するとなんと!浜辺沿いにあるテニスコートで、楽しそうにプレイをしているみなさんが。おおぉ。スポーツ好きの私としては、一気にボルテージが上がる。
「うぎゃー、私もテニスしたいっ」

金網にへばりついて見ていると、コーチらしき人が近づいて来た。
「見学ですか?」
あまりの興奮で挨拶するのも忘れ
「私もテニス、したいんですっ!」

先生は爽やかな笑顔で、答えてくれた。
「よかったら、今日からでもできますよ。コート貸し切りと、僕のコーチ付きと、どちらがいいのかな」
「コーチ付き!あ、でも・・・・おいくらですか」

問題は、時間とお金。とりあえず時間はなんとか自分で作れる。問題はお金だ。
「僕のコーチ付きだと、四十分で10ユーロから15ユーロかな」

これが、マラガ。なのだ。私のような貧乏庶民でも、楽しむことができるお値打ち価格。すばらしい。感動でふらふらになりながら
「申し込むには、どうしたらいいんでしょうか」
「電話番号、教えるからメモして。完全予約制だから」
「あ、あ、あ、ありがとうございます」

すっかり夢心地。この体と心の奥から湧き上ってくる熱い思い。これはいったい何なのだろう。これが「パシオン(情熱)」というものなのか。

ベラがいた時は、まだ「心のブレーキ」というものがあった。のだが、最近どうも、思いついたらすぐ行動。のレベルが「即」モードになっていて、自分でも大丈夫なのか。と思う。

で、テニス。なのである。できれば今すぐにでも始めたい。が、油絵教室、サルサ教室、セビジャ―ナス教室で手いっぱい。さらに「ちびっこアート教室」も始めたので、最近はすごい勢いで、毎日が過ぎていく。

先日も、ピアノ発表会の朝は、七時起き。みなさんがお越しになる午後一時まで会場の準備、料理でてんてこまい。

その前日も同じく七時起床。朝九時開店と同時にスーパーに乗り込み、二十人分の食料を買い出し。終了後、発表会の演奏プログラムをコピー。その足で、十一時開始のセビジャーナス教室へ。

その後、午後一時からピアノ教室。もちろん、Tシャツのまま。服を着替える暇もない。そのままピアノ教室が続き、終わったら午後八時。

「うーん、テニスはまだ先かな」
と、ビールを片手に思う。しかし、思いついたらすぐ行動!が私の座右の銘なので、少なくとも今月中に、一、二回はしてみたい。

テニス。二十五年ぶり。果たして体はついていってくれるのか。ラケットにボールは当たるのか。その結果はまた、報告します。

今日の写真は「朝食にトマト」の図。トーストしたパンに、にんにくをすり込み、トマトをすりこみ、最後にオリーブオイル。これがシンプルでおいしい!(写真一、二枚目)。

あるいは、トマトにチーズをのせてオーブン(写真三、四枚目)という手も。マラガでは一年中「トマト」を食べてます。日本ではトマトが苦手だった私が(笑)。それくらい味がちがう。別の野菜だな。もうこれは。

うちのオウムも大好きで、見るとすぐに飛んできます。

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「テニスクラブを発見!」への8件のフィードバック

  1. あらぁ~偶然。私も46歳でテニスを始め、しばらくやっていました。(それ以前、33歳からはバレーボールでしたが、年とともにきつくなり・・・)
    ただ・・・ウェリントンは”吠える40度”または”Windy Wellington”と言われる、暴風で有名な街でして、年の半分以上の日、台風のような風が吹くので、テニスは・・・。でもテニスコートは一応あって、やっている人もたまにいます。
    2年ほど前から膝から音がし始め、だんだんと痛くなり、今は走ることやジャンプすることができなくなりました。(ダンスは激しくないのなら出来そうな気がしているわけです)

    ”思いついたらすぐ行動!”私も50代までは割とそうでした。いっぺんにたくさんの事をやり過ぎてパンクしたことも(笑)
    今も行動的な人だと思われているらしいですが、週2回のボランティアと週1回のバレエ教室だけです。あとの日はぼけーっとパソコンの前に座ってる・・・不本意なんですが(笑)体力が無くなりました。それ以上活動すると寝込む。
    momoさんは湧き起こるパシオンに従って行動できちゃうところが凄い!
    私はパシオンがあっても体が付いてこなくなりました。

  2. ももさんの行動力、見習いたい!!
    そしてコーチも良い人そう。
    これでイケメンならなお良い。
    しかし、人生フル回転。
    大忙しだね。
    身体大事に。

  3. 一年の半分が強風。というのはすごいですね。
    マラガは地中海に面してますが、穏やかな日が多いです。
    それに比べ同じアンダルシア地方でも
    大西洋に面したカディス方面は、一年中すごい風!
    「風の町」として有名です。

    一度、ビーチに座ろうとタオルを敷いたら
    あっというまに飛んで行きそうでした。
    ウエリントンもそんな感じかな。

  4. コーチは精悍な感じでかっこいいです!
    笑顔が爽やかで、白い歯がキラッ。みたいな感じ(笑)
    やはり「先生業」は、かっこいいことも大事ですね。
    って、自分のことは棚に上げて・・・

  5. タオルどころじゃないですよ~、人間が飛びます。
    私、2回くらい飛びました。
    一歩踏み出すとフワッて2~3歩。

  6. なんと!そんなにすごいんですか。
    強風というより、暴風ですね。
    タオルでびびっていては、だめですね(笑)

  7. すてきな彼氏。は、その影もありません(笑)残念ながら。
    思うに、テニスおよびダンス教室は「汗だく」「汗みどろ」で
    油絵教室は「絵の具まみれ」。

    いつも何かに「まみれて」いるのが問題。かも。
    「汗みどろ&絵の具まみれの君がすてき!」
    と言ってくれる人はいないものか。

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