夏休み終了!ピアノ教室再開

一週間に渡って続いた夏祭り「フェリア」が終わり、すっかり気抜けしてしまったマラガ。なんというか、すぐには「仕事モード」に戻れないくらい、町中がぼーっとしている。

これもすべて「我を忘れて」「心のおもむくまま「「全力投球」で、連日遊び呆けていたせいである。だいたい
「いったい今日、何時に家に帰るのかもわからない」
ほど、命を傾けて遊ぶ。なんてことは、大人になるとなかなかないのだが、ここマラガでは毎年。

暑さも手伝い、集中力を取り戻すのは至難の業。それでも、今週は火曜日からピアノ教室が再開。扇風機に吹かれながら、生徒のみなさんは額に汗をにじませ、ピアノへと向かう。そんないたいけな姿を見ていると
「うっし!がんばらねば」
と、先生も思う。うちわを手に。

とはいえ、今年のマラガはかなりの湿度で、連日70%前後。これは私たちマラガっ子には耐えがたく
「いっそ34度のマドリッドに行ってしまいたい」
とさえ、思う。ちなみにマドリッドの湿度は20%前後。からっから~。

どうにも緊張感がなく、知的労働が難しい。のではあるが、九月の新学期に向けて
「ピアノレッスンのカラーちらし」
が、出来上がってきた。うれしい。

これだって取りに行くのに、バスを二つ乗り継いで。なので、何事も体力勝負。のマラガ。「刷り上り200枚」をしっかりと抱え、家へ帰る。その重みさえ、なんだか快感。

九月に入ったら、これを我らがエル・パロ地区へ貼りに回る。パン屋、八百屋、文房具屋、靴屋・・・どこにでも。貼らせてくれるお店を探して、ハサミ&テープ持参で。

「こんなちらしができたよ~!」
と、さっそくワッツアップで友人たちに送ったら
「いいじゃーん」
「おおー、写真が入ってる」
「九月に入ったら、散歩がてら一緒に貼りに回ろうよ」

それでも、友人の半分はまだバケーション中なので、マラガの外にいる。スペインでは八月は完全に「バケーション期間」なので、だいたい二、三週間は完全に日常から離れて長期滞在をする。

その間、観光らしいことはあまりせず
「ひたすらダラダラする」
というのが、スペイン的。なにしろ、一番のポイントは
「時間を気にしないで」
というところなので、体と心が欲するままに、思いついたことを順にしていく。

私もそんな一週間を送っていたので、今何かをしようとするたび
「物の位置が思い出せない」
のに、驚く。メモ、資料、領収書、縫おうと思っていたボタン・・・

日常から「完全に断ち切られて」しまうほど「毎日全力で遊ぶ」。
まったく恐ろしいことである。フェリアの前と後で、記憶が完全に飛んでしまっている。

なんとか、九月の新スタートに向けて「家づくり」も再開したい。フェリアのせいで何もかもがやりかけ。で、八月もあと残すところ一週間。少々焦る。

まずは「ニッポン滞在記」を書き始めることにしよう。遅っ。すみません。ブログの時系列がめちゃくちゃ。これもすべてフェリアのせい(いや、私のせいです)

せっかくなので、おいしい手作りケーキのお店を紹介しましょう。先日「ニッポンなでしこフェリア女子会」の一次会をした「テテリア」。あの時はビールで乾杯してましたが、本当は「ティ&ケーキ」のお店です。

ちなみに写真のケーキは「リンゴと生姜とナッツ」のケーキ。甘すぎず香ばしくておいしかったです。ぜひ、お試しを!

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