マラガのセントロ、メルセー広場に面した「Cortijo de Pepe」は、私の行きつけスポットのひとつ。ここのカウンター席に、ひとりぶらりと、または友人とよく出かけます。

なぜか予約することはなく、この店はいつも
「ぶらりと入ってカウンターへ」
という流れ。

「いつもの店の、いつものカウンター」
というポジション。居心地が最高。いつ行っても、空気が温かい。

この日は、古い友人フアニとハビ吉と三人で夕食。白ワインで乾杯。この店は値段が良心的。なので、何を頼んでも大丈夫。

一枚目の写真の料理は「フラメンキン（6ユーロ）」と「ポテトサラダ」。三枚目は「チョリソー（6ユーロ）」。炭火で焼いてくれます。おいし～。

私たちが出会ったのは二十代。まだ、ひげも白髪もしわもなかった頃（笑）。それがはや四十代。という話に花が咲く。

お互いにいろいろなことがあり、楽しいこともあればつらい別れもあり、それを乗り越えて今がある。という、終わりよければすべてよし。的な結論に至る。生き抜いて今日まで来られたことに感謝。乾杯！

割り勘にして、これで一人10ユーロ程度。大満足でお店を出る。そしたら、あらま。他の友人グループと遭遇。通りで再びおしゃべりが始まる。ほんと、マラガって狭いな。出かけると必ず、誰かに出会う。

「写真をブログに載せていい？」
と聞くと必ず
「いいよ、もちろん」
と即答してくれる。ありがたい。ムーチャスグラシアス！

スペインでは写真を撮る時、ほとんど必ずお互いに
「肩や腕、腰」に手を回します（六枚目）。が、深い意味はありません。長い友人同士なら、これくらいは当たり前のスキンシップ。

でも、初めてスペインに渡った時は驚いたな（笑）。みんな、恋人に見えた。でもきっと、今は私がそう思われる側なんだろうなぁ。みんな弟だけど。

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