先日、また友人のハビ吉とケンカをした。私たちは本当によくケンカをする。月に一度はまちがいなく。
その原因は、だいたい決まっている。私たちの行動パターン&リズムがあまりにちがっていおり、お互いがそれを押し通そうとするので
「ぶちっ」
と、切れるのである。主に、私が。
そうすると、メッセージが数日滞る。しかしお互いに
「仲直りしたいなぁ」
とは思っているので、まずは手始めに
「おいしいレストラン情報」
などが送られて来る。ハビ吉から。
「おいしそう~」
それが、最初の一歩。次は
「村のお祭り情報」「コンサート情報」「展示会情報」「評判のカフェテリア情報」などである。それらにガマンできなくなりついに
「あぁー、行きたいっ!」
と、答えると
「来週マラガ行くけど、ごはんでも食べる?」
と、なるのである。
なんか、うまくはめられているような気もする。が、仕方ない。そして、食事をしながら
「どうしてそんなに、ももは忍耐力がないんだ」
などと言われるのを聞くはめに。私としてはその前に
「どうして私を怒らせるんだ」
と言いたいところだが、ハビ吉は理論に強いので、口喧嘩では絶対に勝てない。それがまた口惜しく
「ボカボカボカ!」
と、腕やお尻を叩いて
「もう帰る。じゃね」
と言い放つ。悔し涙が出る時さえあるのだ。
そんな時、ハビ吉は呆然とした表情で
「まるで小さな女の子みたい」
と、固まっている。しかし私が「もう帰りたい。寝たい」と言っているのに「夜中の三時まで連れ回す」
のは、子供ではないのか。と言いたい。
ま、こんなケンカのことを書いていても仕方ないので、話を進めよう。毎月の定期行事であるケンカ。その後の対処法の話。
ハビ吉は
「情報メッセージでコンタクトを復活」
させることが多いが、私はハビ吉の家や車にそっと
「絵を描いて置いて来る」
ごめんね。のかわりに。だから、ハビ吉の家には、私の絵がいっぱい(笑)。
ちなみに今日のこの絵は、ゴミにされるはずだったカートン(写真)。
「ペンはないかなぁ」
と、もちろん口には出さずに探していたら
「はい、これ」
と、赤ペンを手渡してくれた。ケンカ中なんだけども。
私のごめんね。伝わるかなぁ。
いいなあ。ほのぼのします。
過ぎると、いい思い出(笑)。でもケンカ中は壮絶です。