マドリッドのアウディトリオへ

今日から始まる「マドリッド滞在記」。毎度のことながら、事後報告ですみません。

さて、ハビ吉の友人のつてで購入した
「格安マラガ~マドリッド往復・特急AVE指定席チケット」
なんと往復50ユーロ。約500キロを二時間半で移動。

十月に入ってから一気に忙しくなり、実はマドリッドへ行く前夜八時半までピアノレッスン。それから山のような食器を洗い、オウムの世話をお願いし、夕食を終えたところで夜の十時半。それから荷作り。

ま、宿泊先が、ハビ吉の住むマンションなので
「いざとなれば、何でも貸してもらえる」
「すぐ隣にはスーパーもある」
わけで、余裕あり。

さて、マラガ九時発。温かいコーヒーを駅でテイクアウトし、列車に乗り込む。自前のサンドイッチで朝食。お昼前にマドリッドのアトーチャ駅でハビ吉と合流。さっそくバルへ(写真二枚目)。コーヒーとビールが並んでますが、どっちが誰のでしょう(三枚目)。今頃、朝食?

スペインではとてもポピュラーな
「オリーブオイル&トマトをつけて食べる」
このやり方。日本では見ない気がする(四、五枚目)。めちゃうまです。

軽く市内を散歩をした後は、ちょっと高級なレストランでランチ。友人カミロ&ディアナと合流。知らぬ間にハビ吉が予約を入れており、日曜日なのに座れました。やれやれ。手配が早い。

パエジャを待つ間、前菜を二品注文。これをつまみながら白ワインで乾杯!(六~九枚目)。四人でボトル一本。あっという間(笑)。おしゃべりに花が咲く~。

カミロ&ディアナはコロンビア人のカップル。数年前までハビ吉とマンションをシェアして住んでいた二人。私はハポネサ(日本人)だし、なかなかインターナショナルなテーブル。

食後は、お店をかえてジェラート屋さんへ(十枚目)。マドリッドへ到着するや、いきなり始まる食道楽。「もう、これ以上食べられない~」と、お腹をさすっていたその時

「今夜?コンサート?ももに聞いてみる」
ハビ吉がアイフォーン片手に、私の顔をのぞき込む。
「今夜八時半から、Auditorio Nacional de músicaでコンサートがあるんだけど行きたい?」

「何があるの?」
「よく知らないけど『NOSFERATU』って言うらしい。古い映画が上映されて、それに合わせてOrquesta y coro Nacional de Españaが、演奏&コーラスするんだって」

「今からチケット取れるの?」
「今返事すれば、一緒に買ってくれるって」
「じゃ、行こうか!」
「バレ(Ok)」

で、いきなり劇場へ。すごい。大きい。立派。さすがマドリッド(一&十一枚目)。ここアウディトリオに入るだけで、十分価値あり。前知識もなく飛び込んでしまったが、コンサートが始まるやサプライズ~。

なんと恐怖映画に合わせて、オーケストラ&コーラスがBGM的、効果音風に奏でるというおもしろい趣向。なかなか楽しめました。ただ、遠い。当たり前だけど立派で大きな劇場は、ステージがはるか彼方(涙)。

マドリッド到着初日は、ここまでノンストップ。明日はなんと
「ハビ吉のマンションで日曜ランチ」
らしい。それも、私が作るんだって?おいおい。日曜だけど、スーパー空いてるのか?

マドリッドでのんびりするはずが、いきなりものすごい勢いで予定が埋まっていくのであった。
(明日に続く)

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