うちのピアノ教室には、毎日いろいろな年齢の子供たちが通ってきます。ピアノとは言いながら
「ピアノ」「日本語」「アート」を、一時間の中で自由に組み合わせていいことになっています。とはいえ最初から
「こうしたミックスシステムにしよう」
と思って始めたわけでなく、気が付いたら
「子供たちが一番楽しく、そして集中できるように」
その結果として、こうなっていた。という感じ(笑)。
一人一人リズムもペースも、興味もレベルもちがう。だから
「こうしたらどうかな」
「今日はこうしてみよう」
「あぁあ、こうすればいいんだ」
という試行錯誤&改良の連続。
その中で生まれたのがこの、ちびっこなんでも教室スタイル。
三歳~五歳の子供たちにはまず、手を動かしてもらうために、描いたりハサミで切ったり、折り紙をしたり。なんでも取り入れます。
これって何気ないけど
「目で一点を見る、見続ける」
「一つのことに集中する」
「指と脳の連携」
と、すばらしい要素が盛りだくさん。
で、気が付いたらうちに来るちびっ子たちは
「ピアノを弾いて、絵を描き、紙工作をし、ひらがなを書き、日本語で挨拶をする」
ことを、ふつうにするようになってきた(笑)なんかすごいなぁ。