イタリアンで新年会

年明けにスペインへ戻り、翌々日からレッスンをフル回転スタート。かなりハードな出だしであった。

そして、やっとレッスンが順調に回り始めたと思ったら、やれ「新年会」なのである。

この日も、レッスンを終えた足でバスに飛び乗り約束の場所へ。そしてまずIKEAでお買い物。これは私の希望(笑)。で、予約したレストランへ滑り込んだのがもう10時近く。

でも大丈夫。スペインはディナータイムは8時半から。で、人々が集まり始めるのが九時。まさに
「これから」
の状態。ニッポンじゃ考えられない遅さ。

だいたい「宴たけなわ」になるのは夜十一時頃。なので、もう最終バスがなくなり、仕方なく夜行バスで帰ることもしばしば。でもこの日はハビ吉の送迎付きだから大丈夫。

さて、この日の新年会のメンバーはダビー、アウローラ、ハビ吉。まずはイタリアワインで乾杯。それぞれ一品ずつ頼み、シェアすることに。レッスンの疲れでどうにも言葉が少ない私を見て、ダビーがぽつり。

「なんか、もも疲れてない?」
「うん・・・もう眠りそう」
「まだレストランに着いたばっかりだよ」
「食べるより、寝たい」
「早くワインを飲ませるんだ、そうすれば元気になる」

なんだかあきれてしまうが、なぜだかワインを飲んだら本当に元気が出て来た。
「ほーら、ももはワインで元気になるんだから」
確かに。体温は上がるし、食欲も出て来た。

結局二時間ばかり、途切れることなくしゃべる食べる飲む。さすがにデザートになると、あくびが止まらない。五回、十回。ティラミスをたいらげた頃、ハビ吉がぽつりと言う。

「もも、疲れてるんだね。マッサージしてあげる」
「えっ、どこで?」
「ここで。はい、横になって」

もう言われるがままである。写真を見ながら気づいたが、なんとハビ吉の膝の上に乗り上がって、すっかり意識を失っている(六枚目)。

しかし、レストランのテーブルでこんなことをしても
「ほかっておいてくれる」
のがマラガ。誰も気にしない。

というか、よそのテーブルのことなんか、知ったこっちゃない。どうでもいいのである。自分たちが楽しむことが最重要。

そういえば、もうすぐハビ吉の誕生日。同じ水瓶座同士なので思い出しやすい。プレゼント、何にしよう。

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