インフルエンザも4日目になると、ようやく一日の中に体温「37.5度」という「小休憩タイム」ができる。
夜は38.5度まで上がることを思うと、これは夢のような時間だ。身の置き場もないだるさからの解放!
さらに食器を洗う、料理をするなどのプチ作業はできる。ただし所用時間は15分以内。それ以上の体力、集中力はまだない。
そして、私的にはまったく「必要事項」から遠くかけ離れている「オウムと遊ぶ」という項目。
これが、なかなかオウム本人には理解してもらえない。
「ママは今インフルだから。お願い。いい子にしててね!」
と、もちろん何度もお願いしている。が、オウムはそんなに都合よくはできていないのだ。
まず朝から「鳥かごから出してコール」で、私を目覚めさせてくれる。仕方なく扉を開けると、さっそく「朝の遊びタイム」に突入。
私はよろよろと再びベッドへ戻るのだが、その間もオウムはとどまることなく
「盗み食い」「破壊」「乗ってはいけないものに乗る」「噛み付く」「引きちぎる」などの行為を繰り返している。
叱りたくても、大きな声も出せず、目の前に広がる惨事に呆然と立ちすくむばかり。
なら「外に出さなきゃいいのに」とみなさん思われることでしょう。ご存知ですか。オウムって何時間でも叫び続ける生き物なんです。鳥かごから出してもらうまで!
普通、2時間も叫べば飽きるよなぁ。今朝はダメっぽい?みたいな。この強靭な意志と継続力。別のことに使ってくれないかなぁ。