インフル6日目。熱もないし、体のだるさ、節々の痛みもない。
咳や痰はふつうにあるが、眠れないほどでもない。今日を持ってインフル脱出。回復期にシフトチェンジ。ということにしておこう。
唯一の問題は体力がなく、舌には白い舌苔がついてほとんど味なし。食欲も今ひとつ。お酒など興味もない。
この寒い時期に「社会復帰」せねばならないので、ここで風邪などひかぬよう気をつけねば。
まずは明日、一週間ぶりに外に出るところからスタート。家賃を払い、事務処理を2つ。すべて明日が期限だから、これ以上は引きのばせない。
「頭でも洗おう」
と、ストーブでシャワー室を暖かくしておく。その間に
「鳥かごの掃除もしちゃいましょう」
6日とはいえ寝たきり生活を続けたので、自分の体力に自信がない。
「できるかな」
全てが、よろよろふらふらモードで進んでいく。その時になり、オウムの姿が見えないことに気づく。
「ドンデ・エスタス?(どこにいるの)」
かくれんぼ好きのうちのオウムは、呼んでもけして答えてはくれない。ひたすらだんまりを決め込み、探し出してもらえるのをじっと待つのだ。
「もうどこいっちゃったのかなぁ。いいや、先に頭でも洗っちゃおう」
で、シャワー室へ。その時、何か頭上で生き物の気配が。
「うそ、何やってんの!そこで」
棚の上から私を見下ろしているオウム(写真)。新しいタオルを巣の代わりにして。
「ぎゃー、やめてやめて」
ホウキで追い出した瞬間、新品のバスタオルが下へ落下。そう、そこには便座が。もちろんフタも開いていて。
「信じられない」
なぜ、仕事ばかり増やすのか。精神的疲労感で、ソファにでも座り込みたくなる。
が、そのソファも自分で3年前に捨ててしまったので、ぶぜんとしながら自分の足で立っていた。
ももさん、復活のペースはゆっくりね。いきなり、たくさんの仕事はいけませんよ。思いのほか外出は疲れます。
きむらさん、ありがとうございます。必要最低限。歩いて回れる近所だけにしときます。