きょう昨日の続き。「マラガ的女子会」新年会の後は、夜のセントロへ。
ご覧の通り「カーニバル」の間は、ラリオス通りはイルミネーションが鮮やか。街全体が明るく歩くのが楽しい〜。
さて、午後8時開始。さっそくエリとセルバンテス劇場へ乗り込む。とはいえ一番安い三階席なので、上がる上がる。階段を。どこまでも。
「カーニバル・セミファイナル」
とのことで、気分も盛り上がる。
「で、何やるの?今日」「さー」
全く内容を知らずに来たのは私たちくらい。だって、他の席の人たちはみな
「応援団風装いおよび掛け声」
でもう、幕が開く前から大盛り上がりなのだ。
アンダルシアのこのカーニバル。その特徴ともなっているのが
「合唱隊のコンサート&コンクール」
「ムルガ」「コンパルサ」「ポプリ」などいろいろなジャンルの規定に沿って歌いあげます。
歌詞は基本的には「ブラックユーモア」「社会批判」になっていて、おもしろおかしく楽しめるようになっています。
テレビでは見たことあるけど、こうして劇場でライブで観るのは初めて。
「セミファイナルってことは、4つのグループが登場するんだよね」
しかし、ひとグルーブが終わったところでまだ9時。そう、1時間の大舞台。
「まだ三グループあるんだよね」
いったいいつまで続くのか。さすがに不安になり、隣にいた17歳くらいの男の子に尋ねると・・・
「夜中の1時半過ぎかな」
「はあっ?」
「一グループだいたい1時間だから」
「・・・・・」
そんな時間まで劇場が開いていて、この大騒ぎが続くことに、素直に驚いていた。
「どうする?」
「これから3時間はちょっと」
「お腹も空いてきたしね」
結局、途中でセルバンテス劇場を後にした。が、よくよく見ればみんな
「お弁当&飲み物」
を手にしていた。掛け声いっぱい。運動会のノリ。
普段は食べ物など持ち込む人はいないが、確かに4時間以上の長丁場。そして観客はほぼ100パーセント地元民および応援団。
久々に、マラガ感いっぱいの劇場鑑賞をさせてもらった。