クリスマスから、マラガはずっと「晴れ」ている。
それも、カンカン照りで、昼間は20度を越える。
先週末など、スペイン中で「20~25度を記録!」して
大さわぎであった。
さて、わたしたちは、お天気がよかったので
家の前の海に「釣り」に行った。
「ホビー」ではなく「食料の確保」なので、真剣である。
えさだって、奮発して「えび」。
わたしたちでさえ、クリスマスにも大晦日にも食べていないえびを
「ええーっ、えさに使うの~!」
と仰天するわたしに、べラは
「いつだったか友達と釣りに行き、釣れないので二人して
えさのえびを食べた話」をしてくれた。
さて、結局この日は収穫はなく、
えびを魚にプレゼントし、帰ってきた。
が、べラの名誉のために言うと、彼はときどき魚を釣って帰ってくる。
そして、それはフライパンで焼かれ、ちゃんと食卓にのぼる。
さて、1月の1,2週目は「新年の大掃除」。
「年末の大掃除」は、音楽屋であるわたしには無理なので
いつも新年に行う。
このすばらしい「日本の習慣」に、汗水たらしながら
新しい果物とお水をお供えして、手をあわせる。
今週から、ピアノ教室も再開。
こどもたちが出入りし始めると、声のテンションもぐっと高くなる。
「ああ~っ、それに触っちゃだめっ、あーあー」
「なんじゃ~これは!」
と、たいへんにぎやかに新年が始まる。