「マラガ散歩道ガイド」、第6回目の今日は
「アルカサビージャ通り」を紹介します。
その名のとおり、この通りにはマラガのランドマーク「アルカサバ」があります。
その手前には「ローマ劇場」の遺跡が、残っています。
アルカサバは、高台の斜面に沿って作られた、イスラム支配時代の宮殿跡で
中はかなり廃墟になってますが、赤い土レンガづくりの優雅な宮殿は
今も、その美しいシルエットを、優雅にとどめています。
特に夕日を浴びて、外壁の土レンガが生命を吹き込まれたように赤く輝くとき
「時間を超えて」生きている、「建造物の神秘」を感じます。
高台にあり、眺めもいいのでぜひ、訪れてみたください。
さらに、この丘の頂上には「カスティージョ・デ・ヒブラルファロ」があります。
(「Castillo de Gibralfaro」と書きます)
こちらは、「古城跡」で、内部はさらにぼろぼろですが
外壁が残っており、何より眺めがすばらしい!
マラガの町、港、闘牛場など見渡せるパノラマポイント。
近くに「パラドール」もあるので、「おしゃれにお茶」もできます。
「パラドール」は、スペインの各町にある
昔の古城や宮殿、修道院を改装したホテルのこと。
ビジネスホテルにはない、スペインらしさ、趣き、情緒が楽しめます。
ただし、お値段もそれなりなので
わたしは、泊まったことはありません。
一度、「ケイコさんにディナーをごちそう」になり(本編・参照)
このマラガのパラドールのレストランで、それはすばらしい一夜を楽しみました。
宿泊しなくても、このように食事だけ、お茶だけ、という使い方もあります。
さらに仕事でも、3回ほど演奏をしに行ったので、まぁ十分ですかね。
さて次回は、マラガの胃袋「メルカード(市場)」に向かって、
歩みをすすめてみましょう。
(「マラガ散歩道ガイド・7」につづく)