私は「脱線の女王」。なのだが、いったい自分が今どこにいるのか。全くわからなくなってしまうことがある。飛び跳ねすぎて、自ら迷子に。
「絵」を描いていた。昨年までは。紙やキャンバス地に。ところが今年、年明け第1作として「着物ペイント」を始めてから、何かが変わった。根本的に。一言でいうと
「私の深いところで、何かが解放された」
これは、かなり危険(笑)ただでさえ、取り憑かれやすく、衝動的、多動性、直感的なのに。
その結果。この3月から「もも衣」の制作にいきなり突入。私服のお直しから、ペイント衣、コラージュ衣など、毎週続々と作品が誕生中。
大興奮。大満足。なのはいいが、日本帰国を前に、はたと気づいた。
「展示会を行うための作品が、まったくない」
「陶器」は重くて持っていけない。「フェリア告知ポスター」は市役所の倉庫に保管中。「もも衣」はどれもお試し制作中。
つくづく私の人生は、日々「情熱」によって刻まれているのだと実感。「計画」ではなく。そして先週、いきなり始まった
「ひもやハギレでシャツをコラージュ!」
初めての試みなのだが、これが楽しいのなんの〜。あぁあ、もう夢中。
「アイデアを形にすることに、毎日を使いたい!」
51歳になり、それを強く感じている。次の私の人生のステージとして。その日を楽しみに歩いて行こう。