【グラナダ滞在・3】。朝はゆっくり10時に朝食。グラナダの街を眺めながらミルクティ&熱々のトルティージャ(スペインオムレツ)。
パンだって、すりこんだトマト&オリーブオイル、チーズとハムのトースト、クロワッサンまで。グラナダで朝食を。優雅にいただきながらピアノなどつま弾く(笑)。
本当は「フェリア会場で踊りまくる」はずだったのに「昨夜の花火でフェリアは終了」したことを知らされ愕然。
「じゃ、市内散策しようよ」
プラン大変更。で、訪れることになった「ロルカセンター」。ここグラナダは、詩人ガリシア・ロルカの生誕の地なのだ。展示室にはロルカ直筆の詩やメモが、ひっそりと並ぶ。
どんな気持ちでこの世を去ったのか。しばしロルカに思いをはせる。スペインの独裁軍事政権に抵抗したメンバーと共に、強制連行され銃殺されたロルカ。まだ38歳の若さだった。
センター内にあるミュージアムショップも充実。他にはないロルカに関するお土産や本、文具などがそろってます。
とにかく暑い。連日37度。炎天下をふらふらと歩き回る。観光客でなきゃ、とてもできない荒技。汗もかき喉も乾くので、しょっちゅうバルのお世話に。
「冷たいビール一つ!」
驚くなかれ。ここグラナダでは
「飲み物を一つ頼むと、タパスが一品付いてくる」
のだ。そして。二杯目のビールには、やはり別のタパスが!(驚)そうして、喉の渇きをいやすつもりが、気がつくとどんどん食べてしまっている。
これではとてもランチが食べられそうにない。ので、腹ごなしに「アルバイシンの丘」へ行くことにした。はたして。(明日に続く)