マラガっ子のソウルフード「カンペーロ」。手作りの熱々がたまらない〜。チェーン店のハンバーガーなど足元にも及ばないおいしさと人気!
ハビ吉、アウローラ、アンジと行きつけの「マルーチ」へ。うちから歩いて15分。海岸通りのテラス席を陣取る。
見てください。このボリューム。お好みで具をセレクト。私が選んだのはチキン、レタス、トマト、チーズ、炒めピーマン&玉ねぎなどびっしり入った代物(笑)。
このパンがまたおいしいのだ。中はしっとり、外はカリッとして。この日は「アルコールなしデー」なので、お水で(笑)みんなに心配される。
「で、いつマラガに帰ってくるの?」「7月末」
「お父さんを帰りの便で連れてくるように!8月のフェリアに一緒に出かけよう」
いつもの「洗脳」が始まる。もう100回くらい聞いた。が、今日はその101回目なのだろう。
「絶対マラガを好きになるよ!」
自信満々。マラガの人たちは、自分たちの町が何より自慢。青い空と地中海。太陽と光。安くておいしい料理。陽気でおおらかな気質。
「父は、いつハビーが日本に来てくれるの?って言ってるよ」
私の反撃。いや、洗脳。逆バージョン(笑)。すると。数秒してからぽつりと言った。
「日本には行くよ。でももう6月には絶対行かない!湿気で死にそうだよ」
そう。その湿気大国へ、これから上陸するのだ。「地中海性気候」に慣れた私たちの肌と毛穴。名古屋空港に着いたとたん
「何かが起こった」
としか、知覚できないほど、衝撃的な湿気。はたして今年は。